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守り抜く 地域の宝〔地蔵寺で文化財防災訓練〕

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千葉県印西市

1月28日、県指定有形文化財の木造地蔵菩薩立像を所蔵する地蔵寺(別所)で文化財防災訓練が行われました。
市では、貴重な文化財を火災などの災害から守るために、毎年の文化財防火デーに合わせて実施しています。
文化財防火デーは、昭和24年1月26日に奈良の法隆寺金堂が炎上し、壁画が焼損したことを教訓に定められました。
当日は、境内南側で発生した火災が、本堂に拡大する恐れがあるとの想定で、印西消防署や地元消防団、地域住民が協力して、通報・文化財搬出・初期消火・放水訓練を行いました。

◆地域に伝わる「宝剣様」
地蔵寺には、平安時代に作られた、悪疫退散と五穀豊穣を祈念したとされる宝剣が祭られています。宝剣は、木箱に納め錦の布に包まれており、毎年1月5日には、寺に訪れた人の頭上に宝剣の箱をかざし、家内安全と厄除けを祈念する行事である「宝剣様」が行われます。この地域では、毎年8月24日に行う「獅子舞(市指定無形民俗文化財)」と同様に、大切に受け継がれています。

問合せ:生涯学習課文化係
【電話】33-4714

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