河川などが増水しやすい出水期を迎えました。市内でも大雨・暴風などによる建物の倒壊や道路の冠水、土砂崩れや長期停電などの被害が想定されます。非常持ち出し品の準備や避難場所・経路の確認など、日頃の備えが大切です。
■事前にできる主な備え
◆家の外の備え
大雨が降る前、風が強くなる前に行いましょう
・窓や雨戸は、しっかりと鍵を掛ける
・側溝や排水口は、水はけを良くするために、落ち葉などの堆積物を掃除しておく
・風で飛ばされそうな物は、ひもなどで固定するか家の中へしまう
◆家の中の備え
災害発生時に備えましょう
▽非常用品の確認
非常食(できれば7日分以上)、懐中電灯、携帯用ラジオ、乾電池、救急薬品、衣類、カセットコンロ・ボンベ、スニーカー、モバイルバッテリー、地図、非常用トイレ、貴重品など
▽水の確保
断水時に備えて飲料水を確保する他、浴槽に水を張るなどして生活用水を確保する
▽室内の安全対策
飛散防止フィルムなどを窓ガラスに貼ったり、万一の飛来物の飛び込みに備えて、カーテンやブラインドを下ろす
◆非常持ち出し品を用意
ペットがいる場合は、その対策も忘れずに
▽非常持ち出し品の例
・飲料水や非常食、粉ミルク、哺乳瓶
・救急セット、常備薬、マスク、体温計、消毒液、紙おむつ、生理用品、口腔(こうくう)ケア用品
・小型充電器(主に携帯電話・スマートフォン用)
・現金や預金通帳、印鑑、健康保険証
・下着、タオル、雨具、軍手、靴、寝袋
・懐中電灯、ラジオ、電池、ロープ、マッチやライター、使い捨てカイロ、ティッシュペーパー、筆記用具、ごみ袋、予備の眼鏡
・防災頭巾やヘルメット
・ペット用キャリーケース、数日分のペットフード
◆帰宅経路や避難場所の確認など
家族で情報を共有しましょう
・普段から家族で災害時の安否確認の方法、帰宅経路などを話し合う
・学校や公民館など、指定されている避難場所への避難経路を確認する
・避難するときは、持ち物を最小限にし、両手が使えるようにしておく
■ハザードマップで情報を共有
ハザードマップでは、市内で災害が発生する恐れがある場所などを、地図上で示しています。
防災課、各支所・出張所で配布している他、市ホームページ(本紙掲載の2次元コード)からも確認できます。
問合せ:防災課危機管理室
【電話】33-4428
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