【お子さんを育てるすべてのパパママへ】
■人と人とのつながりが親子の笑顔につながる。
君津市子育て支援センター センター長 中林(なかばやし)千春(ちはる)さん
親は、一生懸命に子育てをするものですが「人は一人で育つのではなく、たくさんの人と関わり合いながら育つ」ということをまず理解することが大切です。それは、子どもだって、赤ちゃんだって一緒です。今の時代、関わり合いを持てる場所は、家族や隣近所だけでなく、行政やボランティアなどさまざまです。もちろん子育て支援センターもその中の一つです。
ただ、何ごともはじめの一歩は勇気がいるものです。だからこそ私たちは先輩パパママのクチコミを大切にしています。「あそこに行ったら友達ができた」、「相談をしたら不安が和らいだ」、そんな皆さんの声が広がり、つながることで、社会全体で子どもの成長を後押しする「こどもまんなか」の社会に近づいていくのだと思います。
▼もの言えぬ子どもたちにどう寄り添うか
ヤングケアラー(本来、大人が担うと想定されている家事や家族の世話などを日常的に行っている子どものこと)や母子家庭・貧困世帯など、生きていくために支援が必要な人ほど、その声を聴くことが難しいのが今の社会の実状でもあります。多様化・複雑化する社会だからこそ、人と人とのつながりによって成立する「赤ちゃん応援パック事業」は、先進的な取り組みとして、今後もパパママの笑顔につながり、さまざまな支援へと発展していくと思います。
■たくさんのありがとうと一緒に パパママに愛されて12年
子育て支援センターは来年4月に移転します
現在の君津市子育て支援センター(君津市南子安1-12-17)は、来年3月末で閉所し、来年4月に開園予定の「みふねの里保育園(君津市貞元303番)」内に新たに開所します。
2024年3月24日(日)にイベントを開催します。
詳細は、決まり次第広報きみつでもお知らせします。
■先輩パパママからメッセージが届いています
・お父さんお母さんも0歳なので、悩んだり迷ったりしたらすぐに聞いた方がいいと思います!
・一時保育でも何でもいいので、預け先は1つ確保しておくと良いです。赤ちゃんを預けることは悪いことじゃないよと伝えたいです。
・子どもが生まれてからだと調べる余裕も時間感覚も無くなるので、今のうちから産後に使える制度のことや保育園の入園申請がいつ頃行われるのかなどの情報を調べておいた方がいいと思います。
・困っている時は、知り合いに相談するのもいいが、公的機関に相談する方が専門的なアドバイスや利用できる制度を教えてもらえるので、解決に繋がりやすいと思います。
・同じ思いをしている人はたくさんいます!積極的に子育て支援センターの利用や家庭学級に参加することをオススメします。
・正直、行政機関はお堅いイメージがあったけど、思った以上に親身になってくれました!話を聞いてもらうだけでも精神的に違うと思います。
■子育て情報満載! お役立ちツールをご紹介します!
○君津市子育て支援サイト
子育て情報がまとまった市の特設サイトです。
※ブックマーク推奨
○君津市子育て通信
毎月末に発行する情報誌です。最新の行事予定などを掲載しています。
○LINEで相談できる親子のためのSNS相談@ちば
LINEで子育てに関する悩み相談ができます。
■広報きみつを無料でご自宅に配達しています!
新聞を購読世帯以外にも無料のポスティングでお届けしています。
問合せ:政策推進課
【電話】56-1288
■来年4月開園予定 みふねの里保育園
来年4月に開所予定の「みふねの里保育園(君津市貞元303番)」の建設工事の進捗状況を市ホームページに掲載しています。
■今月号の特集を読んでいただいた皆さんへ
本紙27ページのアンケート回答と本紙28ページの10大ニュースの投票と併せて、子育て世代のパパママへメッセージをお寄せください!
子育て支援センターの中林センター長から、保育と子育て支援の違いについて聞きました。
保育には、保護者から子どもを預かり、愛情を持ってお世話をするという目的があります。一方、子育て支援における「子育て」は親子の交流を前提としており、支援する側が目的やゴールを設定することはありません。その場所、その環境で何を選択するのかを決めるのは親と子であり、親子がつまずきそうになったとき、手を差し伸べるのが子育て「支援」です。
自分の子育てを満点だと思っているパパママは一人もいません。試行錯誤も子育ての内。正解のない子育てだからこそ、不安や喜びも十人十色です。そんな思いに共感し、寄り添いながら、一緒に子どもたちの未来へ向かう。パパママ、子どもたちの笑顔があふれるまちになるよう、君津市はこれからも全力で応援をしていきます。
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