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自治体の皆さまへ

特集 2050年 ゼロカーボンシティ実現へ

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千葉県四街道市

今こそ私たちは、エネルギーを大量に消費する生活スタイルを改め、環境に優しいエコな暮らしに切り替える必要があります。
ゼロカーボンシティ実現へ、今できることから始めましょう。

地球温暖化の影響が指摘されている気候変動は、猛暑による熱中症患者の急増や豪雨などの異常気象、農作物の生育不良など、私たちの暮らしにさまざまな影響を与えています。市においても、元年の房総半島台風や大雨により被害が発生しました。
こうした被害から人々の生命と財産、社会インフラ、そして、自然や生態系を守るには、根本的な解決策として、地球の平均気温上昇を1・5℃に抑える必要があり、そのためには、2050年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロにすることが求められています。
このような中、市は、地球温暖化の主な原因である温室効果ガスのうち、その大半を占める二酸化炭素(CO2)の排出量を2050(令和32)年までに実質ゼロにする「ゼロカーボンシティ宣言」を、2年7月に行いました。
次世代に健康な地球を引き継ぐためにも、市は、国際社会の一員として、脱炭素社会の実現を目指し、ゼロカーボンシティ実現に向けて、市民や事業者などと一体になって取り組んでいきます。

■ゼロカーボンシティとは?
二酸化炭素(CO2≒カーボン)の排出量が、吸収・除去量とほぼ同等の状態を「ゼロカーボン」といいます。CO2を出さない再生可能エネルギーの活用や節電、植樹などによって二酸化炭素排出量実質0を目指します。

目標は、CO2排出量を減らしてCO2吸収・除去量を増やす
そして…
全体として、CO2排出量とCO2吸収・除去量を同じにするつまり、±0(ゼロ)!

■ゼロカーボンにつながる行動を
私たちの暮らしに欠かせない自動車や電化製品。CO2などの温室効果ガスは、それらを使用することで排出されます。市から排出されるCO2の総量は減少傾向にありますが、今後も更なる削減が必要です。
CO2の削減には毎日の積み重ねが大切です。「こまめに照明を消す」「テレビを見る時間を減らす」「出かけるときはバスや電車、自転車を利用する」など、一つ一つの行動がゼロカーボンにつながっていきます。
今日からゼロカーボンを意識した行動を始めてみませんか。

○市域のCO2総排出量〈家庭〉

[CO2排出量について]
主にガソリンや都市ガスなどの化石燃料の使用、化石燃料を用いて発電された電力や熱の使用によって排出される二酸化炭素量のことです。排出量には、再生可能エネルギーは含まれていません。
計算方法(単位:t-CO2)
化石燃料使用における二酸化炭素排出量=燃料の使用量×燃料別排出係数
化石燃料を用いた電力・熱使用における二酸化炭素排出量=エネルギー消費量×エネルギー種別排出係数

■脱炭素につながる新しい豊かな暮らし
生活がより豊かに、より自分らしく快適・健康で、そして2050年ゼロカーボンシティも同時に達成する、新しい暮らしを提案します。

2050年ゼロカーボンシティの実現に向けて、新しい国民運動「デコ活」を展開中です
環境省ホームページ→※詳しくは本紙をご覧ください。

[太陽光発電]
電気やガスを利用する際に排出されるCO2を減らすことができ、温暖化対策に有効。
[窓]
断熱性の高い窓へのリフォームや断熱性の高いカーテンやロールスクリーンを設置・使用。

[クールビズ]
服装で涼しく。ノーネクタイ・ノー上着-2.0℃
[ウォームビズ]
服装で暖かく。靴下+0.6℃/カーディガン+2.2℃ひざ掛け+2.5℃

[電気自動車、ハイブリッド自動車、燃料電池自動車など]
環境に優しく、月々の燃料費が安くなるエコカーに買い替えて快適なカーライフを楽しむ。
[公共交通、自転車、徒歩]
近距離の移動の際は、できるだけ車の使用を控え、自転車や公共交通機関を利用。

[地産地消、食べきり]
地元で生産したものを地元で消費することで、輸送にかかるエネルギーを節約。食材は食べきれる量を買って、食品ロスを減らす。
・地元のものを食べよう
・食品ロスNG

[省エネ家電]
空調・給湯機器などのエネルギー消費量の大きな家電製品などを新たに購入する際には、統一省エネラベルなどを参考に、省エネ・省CO2効果の高い機器を選び、基礎的なエネルギーの消費を減らす。
・家電製品を購入するときは省エネ性能をチェック!

[各部屋]
冷房時の室温は28℃、暖房時の室温は20℃が目安。照明の点灯時間を短縮。白熱電球をLEDに交換する。
・白熱電球はLEDに
・プラグもOFF
・冷房28℃暖房20℃

[リビング]
テレビを見る時間を減らす。テレビを消すときは主電源を切る。

[キッチン]
炊飯器や電気ポットの保温を控える。冷蔵庫の不要な開閉はしない。開いている時間を短縮。
・長時間の保温はしない

[風呂]
給湯器の設定温度を下げる。続けて入浴する。追い炊きを控える。給湯器を高効率給湯器に交換。

問合せ:環境政策課【電話︎】421-6131

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