「9月1日」は、大正12年に関東大震災が発生した日であり、台風の襲来が多いとされる二百十日にあたる日です。
「災害への備えを怠らないように」との戒めも込め、「防災の日」が制定されました。
この「防災の日」を機に、ご家族やご友人と災害に備えた防災対策を考えてみてはいかがですか。
■備えよう 台風・大雨による災害時の避難
台風や大雨の際に、住民がとるべき行動を直感的に理解しやすくなるよう、5段階の警戒レベルを明記して防災情報が提供されます。自らの命を守るためには、自らの判断で、その時点で最善の安全確保行動をとることが重要です。
■備えよう 地域ぐるみで防災を!
大規模な災害時には、建物の倒壊や道路の寸断、通信手段の混乱などにより、市役所や防災関係機関だけの力では十分な防災活動ができないことが考えられます。そういったときに頼りになるのは、住民自身が自発的に作る防災のための組織(自主防災組織・避難所運営委員会)です。普段から区・自治会の集まりなどを利用して、防災についてよく話し合うなどして、わがまちを災害から守るために住民同士の連帯感と防災意識を高めておくことが重要です。
■備えよう 災害への備え(1)【備蓄編】
ライフラインの停止や避難への備えとして、最低3日~7日分の食料を備蓄しておくことが重要です。また、災害時に自宅での避難が困難な場合に備え、避難所生活に必要なもの(非常用持ち出し品)を準備し、いつでも持ち出せるようにしておくことが重要です。
※市が備蓄する食料などは、各家庭で3日分を備蓄していることを前提とした備蓄量となっています。避難所へ避難する場合は、非常用持ち出し品を持ち込んでください
◆災害時に備えた備蓄品の例
飲料水(一人1日3リットルを目安)、食品(ご飯(アルファ化米)、ビスケット、レトルト食品、乾パンなど)、下着、簡易トイレ、ごみ袋、トイレットペーパー、ティッシュペーパー、ランタン、乾電池、カセットコンロ、カセットガス、携帯充電器など
◆食品備蓄のコツ「ローリングストック」
◆非常用持ち出し品リスト
(1)共通の備え
□飲料水
□食料(アルファ化米・レトルト食品・)ビスケットなど3日分
□衣類・下着
□ブランケット
□タオル
□歯ブラシ・歯磨き粉
□マスク
□ウェットティッシュ
□携帯充電器・予備電池
□携帯ラジオ
□貴重品他
(2)子どもがいる家庭の備え
□ミルク
□離乳食
□使い捨て哺乳瓶
□紙おむつ
□おしりふき他
(3)女性の備え
□生理用品
□サニタリーショーツ
□おりものシート
□防犯ブザー他
(4)高齢者がいる家庭の備え
□大人用紙パンツ
□吸水パッド
□入れ歯洗浄剤
□補聴器
□杖
□持病の薬
□お薬手帳
□介護食
他
◆備えよう 災害への備え(2)【情報取得編】
災害時には、自ら情報を得ることが重要です。市は、防災行政無線をはじめ、テレビやラジオなどでさまざまな情報を発信します。災害時に備え、発信された情報を確実に取得できるように、今から準備しましょう。
○主な情報取得手段
・防災行政無線
・防災行政無線情報提供サービス
(フリーダイヤル【電話】0120-972-302、有料【電話】050-5526-4041)
・メール配信サービス「よめーる」
・災害時電話
・FAX配信サービス
・Yahoo!防災速報
・X(旧Twitter)(市防災公式アカウント)
・LINE(市公式アカウント)
・Facebook(市公式アカウント)
・CATV296
・SKYWAVEFM(89.2MHz)
■災害協力井戸登録のお願い
大規模災害が発生すると、水道が停止する場合があります。その際、個人や事業所などが所有する井戸を、一時的に使用させていただくことができる「災害時協力井戸」の登録について、登録希望者を随時募集しています。水を確保する手段の一つとして井戸は大変有効です。ぜひ、登録のご協力をお願いします。
問合せ:危機管理室【電話】421-6102
<この記事についてアンケートにご協力ください。>