5名の議員が町政を問う
山田久子議員
・熱中症対策として「高齢者等エアコン購入設置費助成制度」の創設について
・観光対策として「千葉県立中央博物館大多喜城分館研修室の展示内容の強化」について
・子育て支援について
・防災・減災・発災時対策について
渡辺善男議員
・町内道路網の整備推進と促進について
山口定夫議員
・企業誘致について
・保育園・小中学校におけるキイロスズメバチ対策について
吉野一男議員
・町長の政治姿勢について
・旧上瀑小学校の跡地有効活用計画について
・災害時の熱中症対策について
吉野僖一議員
・南海トラフ巨大地震や異常気象による風水害等大規模災害発災時の町の対応について
■山田久子議員
▽県立中央博物館大多喜城分館研修室の展示内容強化について
問:県立中央博物館大多喜城分館の長期休館に伴い、現在開放されている研修室の展示内容の強化ができないか伺う。
答:展示内容について、大多喜城分館では大きな変更は予定していませんが、メキシコ・クエルナバカ市と姉妹都市提携45周年記念事業で作成した屏風は、展示に向けて協議をしていきたい。
▽子育て支援について
問:子育て支援として、保育園3歳以上児の主食を給食として無償提供してはどうか。また、副食費も無償化をしてはどうか。
答:現在、移住支援推進会議を設置し、保育園の給食費についても協議しています。
▽防災・減災・発災時対策について
問:緊急輸送道路でもある「基幹農道」の道路法面の点検や対策はどのように考えているのか。
答:令和2年度に道路切土法面および盛土法面21カ所の点検を実施し、早急に措置が必要となった2カ所は、令和4年度に対策工事を実施しました。
問:本町の孤立地域の状況と災害発災前、発災後の対策はどのように考えているのか。
答:孤立する可能性のある地区については、備蓄品の整備や防災行政無線の貸し出しなど行っています。孤立集落対策として、千葉県孤立集落対策緊急支援補助金の採択条件など精査し、前向きに計画し、対策強化に取り組みたい。
なお、孤立可能性集落は12地区となりますが、統計上の農業集落などを基準にしているため、行政区とは一部異なります。
■渡辺善男議員
▽町内道路網の整備推進と促進について
問:町が主体的に計画している町道の改良は進んでいるのか伺う。
答:昨年の台風13号による災害復旧工事を優先していますが、継続している道路改良についても併せて進められるよう計画していきたい。
問:地域住民との協働による維持・管理の状況と今後の方向性について伺う。
答:実施している主な事業は、通行の支障となる樹木の伐採や傷んだ道路などの補修となります。道路などの補修については補修資材の支給に加え、経費に対する補助を昨年度から実施しています。
地域の状況を見ると、協働による維持・管理については今後益々難しくなると思われますので、制度について周知していきたい。
問:国・県道の整備促進の状況と手応えについて伺う。
答:国道では297号横山地先と465号筒森地先の測量や設計、県道でも各路線で歩道整備、橋梁修繕など事業が進められています。道路整備の推進は、地域の活性化や住民の安全・安心と利便性の向上などに期待できることから、早期整備に対する要望を継続していきます。
問:町内道路網の整備推進、促進に対する町長の考え、展望と課題認識について伺う。
答:国道は毎年、定期的に複数の市町で行っている要望活動の中でしっかり対応していきたい。県道は、県道のあり方、方向性など土木事務所と協議していきます。町道は、災害対応が優先し、戦略的なものが遅れている状況が見られます。
国・県・町道、それぞれ考えるべきところがあり、今の状況の中で何を優先したら良いのか協議しながら進めていきたい。
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