■「自主防災組織」ってなに?
地域住民が「自分たちの地域は自分たちで守る」という意識に基づき自主的に結成する防災組織のことです。
■なぜ「自主防災組織」が必要なの?
消防、警察、自衛隊、町が行う「公助」は、災害発生時には限界があります。
平成7年の阪神・淡路大震災では、家屋の倒壊などによる生き埋めや閉じ込められた人のうち、消防などの公的機関の救助「公助」によるものはわずか2%で、多くは自力または家族や隣人などの地域住民によって救出されました。
このことからも、地域の連携による「共助」の力は大きく、その「共助」の中核である自主防災組織の活動が、地域の防災力向上につながります。
■「自主防災組織」をつくると、どんな良いことがあるの?
日頃から自主防災組織内で、災害時の集合場所や行動などを明確にし、訓練等を実施することで、安否確認や初期消火、避難誘導、救出救護などの活動ができるようになります。
「自分の命は自分で守る・自分たちの地域は自分たちで守る」ことに繋がります。
■「自主防災組織」を結成するためには?
[1]地域で自主防災組織の必要性を確認し、総会で同意を得ましょう。
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[2]自主防災組織の「規約」「名簿」「防災計画」を作成しましょう。
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[3]自主防災組織設置届出書を町へ提出しましょう。作成した「規約」「名簿」「防災計画」を併せて提出。⇒【結成】
(自主防災組織結成!)
■「自主防災組織」を結成した際の支援はあるの?
町では約25万円分の防災資機材を提供します。
訓練を実施する際に、訓練内容の相談や防災士等の講師派遣を行います。
※詳しくは以下問合せ先にご連絡いただくか、町ホームページをご確認ください。
■最後に…
皆さんは、震度6弱の地震が発生したときにどのような行動を取りますか?
普段の生活や訓練の中でできないことは、災害時にはできません。
自主防災組織の結成や活動は、災害に備えるためのきっかけになります。
自分の命、自分の地域を守るための行動を改めて考えましょう。
問合せ:総務課 消防防災係
【電話】82-2111
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