管理栄養士 金坂直子
9月は防災月間です。非常食の見直しなどを行いましょう。
日持ちしてストックしやすく、普段も使いやすい食品を使って、災害時にも「いつも」と同じような食事を作れる、パッククッキングという方法をご紹介します。
■パッククッキング(ポリ袋クッキング)3品
道具:
・鍋(ふた付)
・皿
・コンロ
・湯煎調理可能なポリ袋
▽ごはん
材料:米と水を1:1.2の割合で用意
作り方:
(1)ポリ袋に米と水を入れ、空気を抜くようにして袋の上の方で口をむすび15分おく。
(2)30分程度湯煎し、火を止めて10分くらい保温する。
(3)口をあけ、空気を含ませるように、底のほうから押し上げるようにほぐす。
(ポリ袋空気を抜いて上の方で口をむすぶ)
▽肉じゃが風の煮物
材料:
・肉…20~40g もしくはツナや焼鳥などの缶詰70g程度の物1缶
・たまねぎ…1/4個(うすくスライス)
・じゃが芋…中1個(厚さ5mmくらいの「いちょう切り」)
・にんじん…小1/2個(厚さ5mmくらいの「いちょう切り」)
・めんつゆ…カレースプーン1~2杯
作り方:
(1)ポリ袋に材料をすべて入れ、ポリ袋を外側からもんで味をなじませる。
(2)空気を抜くようにして、袋の上の方で口をむすぶ。
(3)30分程度湯煎し、材料が煮えたら完成。
▽切干大根とツナのあえもの
材料:
・切干大根…20g
・ツナ缶…1缶
・塩コンブ…ひとつまみ
作り方:
(1)切干大根をキッチンバサミで食べやすい大きさに切りながらポリ袋に入れる。
(2)ツナ缶を汁ごとポリ袋に入れ、ポリ袋の外側からよくもみこむ。
(3)30~40分後、ポリ袋の中に塩コンブを加えて、袋の外側からもみまぜて味を整える。
問合せ:健康福祉課 保健予防係
【電話】82-2168
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