■保健師だより『あなたのこころ元気ですか』
自殺のきっかけは誰にでも起こる出来事で、病気、生活苦、仕事疲れ、失恋、人間関係のトラブルなど、さまざまな要因が複雑に関係します。また、その多くが追い込まれた末の死であり、防ぐことができる社会的な問題であるといわれています。
3月は進学や就職、退職、転勤、転居、家族や友人との別れなど、生活環境が大きく変わる時期で、自殺者数が増える傾向にあることから、国は3月を「自殺対策強化月間」と定めています。
皆さんも、自分の心身の健康を守るためにできることは何か、次の4つのポイントを見ながら考えてみましょう。
○健康的な生活習慣
食事や起床、就寝時間を一定に保ったり、毎日少しずつ体を動かすことを習慣にし、健康的な生活を送りましょう。体調が悪いと感じたら、無理せず休むことも大切です。
○お酒に注意
「眠れない時はお酒を飲もう」という方もいるかと思いますが、寝酒は睡眠の質を下げ、眠りを浅くするため睡眠には逆効果です。この機会にお酒の飲み方について考えたり、他のリラックス法を探してみましょう。
○ストレス解消法を見つける
1日の疲れやストレスを少しでも軽減できるよう、自分なりのリラックス法を見つけましょう。
(例)読書、音楽を聴く、歌う、ストレッチやヨガで体をほぐす、湯舟に漬かる
○人とつながる
家族や友人とのつながりは、ストレスを軽減したり、抵抗力を向上させます。悩みは一人で抱え込まず、信頼できる人に相談したり、相談機関に支援を求めたりすることが大切です。
千葉県では専門のカウンセラーがSNS(LINE)で相談を実施しています。QRコード(※本紙参照)を読み取り友だち登録をして、メッセージを送ります。
LINE相談受付日時:毎週(月)、(水)、(土)、(日) 18時〜22時(受付は21時30分まで)
電話や対面では打ち明けづらい悩みも気軽にご相談ください。
・いのち支えるSNS@ちば(LINEアカウント)
■高齢者の肺炎球菌予防接種
○定期接種
対象者には個別通知でお知らせしています。今年度対象者の接種期限は、3月31日(日)までです。
接種は、市内または千葉県内定期予防接種相互乗り入れの協力医療機関で受けることができますが、市外医療機関で接種を希望の場合は問い合わせください。
対象:
(1)年度年齢65・70・75・80・85・90・95・100歳になる方(令和6年4月1日時点の年齢)
(2)60歳以上65歳未満の方で、心臓、腎臓もしくは呼吸器の機能またはヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能に身体障害1級相当の障害のある方
すでに23価肺炎球菌ワクチン(ニューモバックス)を受けたことがある方は対象外です。
※すでに定期接種を受けた方、市の助成を受けて任意接種を受けた方は対象となりません。対象年齢で通知が届かない方は、問い合わせください。
■予防接種
○二種混合予防接種
小学6年生を対象に個別通知済みです。二種混合の接種は11歳以上13歳未満が定期接種の対象となりますので、未接種の方は春休み期間などの接種をご検討ください。
○日本脳炎第2期予防接種
小学4年生を対象に個別通知済みです。第2期の接種は9歳以上13歳未満が定期接種の対象となりますので、未接種の方は春休み期間などの接種をご検討ください。
○麻しん風しん予防接種
年長児を対象に個別通知済みです。令和6年4月に小学校入学予定の年長児が公費負担で接種を受けることができるのは、3月31日(日)までです。未接種の方は、春休み期間などの接種をご検討ください。
■献血
日時:3月10日(日)10時〜12時30分、13時45分〜16時
会場:アミリィ3階ホール
持ち物:献血カード(持っている方)、献血カードが無い方は、運転免許証などの身分証明できるもの
主催:市ライオンズクラブ
<この記事についてアンケートにご協力ください。>