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保健(1)

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千葉県大網白里市

◆保健師だより
熱中症に気を付けて!
熱中症とは、主に初夏から夏にかけて環境に体が適応できないことで起こるさまざまな症状の総称です。
晴天時の暑いときだけでなく、湿度の高いときも起きやすくなります。高齢者や子どもが発症しやすく、特に子どもは症状をうまく言えないため注意してください。症状は進行することがあるので、その後の経過にも注意が必要です。悪化するようなら速やかに救急車などで医療機関を受診してください。

◇応急処置のポイント
(1)涼しい場所に移動、あおむけに寝かせる
クーラーが効いた室内など涼しい場所に移動し、あおむけに寝かせます。
(2)身体冷却
服を緩め、保冷剤やタオルで首・わきの下・太ももの付け根など太い血管の部分を冷やします。
(3)水分摂取
脱水の治療としては経口補水液(ORS)がおすすめです。
症状が改善しない場合は受診しましょう。意識障害が少しでもある場合は救急車を呼んでください。待つ間も応急処置を続けてください。

◇予防のポイント
(1)天候
急に暑くなる日や高い湿度の時は熱中症のハイリスクとなります。また、気温30度以上における運動は危険なため控えましょう。
(2)暑熱順化
日ごろから適度に外に出ることで、体を暑さに慣れさせておくことも大切です。
(3)服装
薄い色の服、吸湿性や通気性の良い素材を選ぶ。屋外では帽子を着用する。保冷剤などをうまく活用しましょう。
(4)十分な水分と電解質補給
こまめな水分補給が大切。予防目的で経口補水液を連日摂取する必要はありません。日常の食事では、塩分を補給させるために味噌汁などがおすすめです。

◇子どもへの熱中症対策
子どもは体の不調を十分に訴えられないうえ、遊びに夢中になると熱中症のサインに気付くのが遅れます。大人が様子を見て、休憩時間や水分補給を促しましょう。また、大人自身も対策を後回しにしがちなので、注意してください。

◇暑い環境に置き去りにしない~車内での熱中症に注意~
子どもだけを車内に残しておくことは大変危険です。子どもは自力で移動できません。「寝ているから」、「ちょっとの時間だから」と短時間でも子どもは熱中症に陥ることがあります。車内の置き去りは絶対にやってはいけません。

◆8月の健診・予防接種など
◇健診等

◇予防接種

・すべての健診と10か月乳児相談は個別通知をしています。
上記事業は予約制ですので、必ずご連絡ください。
・健康相談・子育て相談は随時行っていますので、問い合わせください。

◆予防接種
◇二種混合予防接種
小学6年生を対象に個別通知済みです。二種混合の接種は11歳以上13歳未満が定期接種の対象ですので、未接種の方はご検討ください。
協力医療機関での個別接種となりますので、希望の方は直接ご予約ください。

◇麻しん風しん予防接種
年長児を対象に個別通知済みです。令和7年4月に小学校入学予定の年長児が対象です。
現在までワクチンが全国的に不足しており医療機関の予約が取りにくい状況が考えられますが、令和7年3月31日まで公費負担で接種を受けることができますので、慌てずに接種をご検討ください。
協力医療機関での個別接種となりますので、希望の方は直接ご予約ください。

◇日本脳炎第2期予防接種
小学4年生を対象に集団接種を実施しますので、希望の方は申し込みください。
対象者には個別通知済みです。
医療機関での個別接種については直接医療機関へ問い合わせください。
日程:8月20日(火)~22日(木)
会場:保健文化センター
持ち物:母子健康手帳、予診票
申込方法:電子申請または電話

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