■保健師だより『がん検診 あなたの暮らしの 習慣に~日本対がん協会2024年度がん制圧スローガン~9月はがん制圧月間です』
日本人の2人に1人は一生のうちに何らかのがんを発症するといわれていますが、多くのがんは早いうちに発見し治療を始めることで治癒可能です。特に胃がん、大腸がん、乳がんはstageIで治療を始めると5年生存率は100%に近いといわれており、多くの患者さんが治療を受けながら仕事を続けたり、趣味を楽しんだりしています。
本市では胃がん、大腸がん、乳がん、子宮がん、肺がんの5種類のがん検診を実施しています。
医療機関で受診する個別がん検診(乳がん、子宮がん、胃がん)は申込受付中です。ご希望の方は申し込みください。
○個別がん検診
申込締切:令和7年1月31日(金)
申込方法:電話、来所、電子申請のいずれか
検診種類:乳がん検診(超音波検査またはマンモグラフィ検査)、子宮がん検診(子宮頸部細胞診)、胃がん検診(内視鏡検査)
対象(年齢は令和7年4月1日時点のもの):
・乳がん検診…30歳以上の女性※年齢ごとに超音波検査またはマンモグラフィ検査のどちらかになります。
・子宮がん検診…20歳以上の偶数年齢の女性または3年以上未受診の方
・胃がん検診…50歳以上の偶数年齢の方
○前立腺がん検診統計報告
平成22年度から実施していた前立腺がん検診は令和5年度を以って終了しました。14年間で延べ7,192人の方が受診し、数人の方に前立腺がんが発見されました。
前立腺がんの原因はまだ明らかではありませんが、リスクを高める要因としては高年齢や肥満、喫煙があると言われています。
がん検診はがんを早期発見し、がんによる死亡を減少させる目的で実施していますが、今のところ前立腺がん検診は市町村が実施する対策型検診としては勧められていません。
尿の出が悪い、回数が多い等気になる症状がある方はかかりつけ医に相談しましょう。
■ヒトパピローマウイルス感染症(子宮頸がん等予防)ワクチン接種
ワクチンは小学6年~高校1年相当の女子が公費で接種を受けられます。現在高校1年生と、接種の機会を逃した平成9年度~平成19年度生まれの未接種の女性は、令和7年3月まで公費で接種できますが、3回の接種を完了するためには9月末までに1回目の接種をする必要があります。希望する方は問い合わせください。接種は強制ではありませんが、リーフレット等をよくお読みになり、接種をご検討ください。
9価ワクチンは、小学6年生~14歳の女性は2回で接種完了が可能となります。詳細は問い合わせください。
接種を受けられる医療機関:
・市内協力医療機関
・県内協力医療機関
接種の予約は各医療機関に直接連絡をお願いします。
■9月10日~16日は自殺予防週間
自殺予防週間は「誰も自殺に追い込まれることのない社会」の実現に向け、自殺予防に関する理解を深めていただくための期間となります。市ホームページに各相談窓口を掲載していますので参考にしてください。
■骨密度測定
日時:10月2日(水)
(1)10時~10時30分
(2)10時30分~11時
(3)11時~11時30分
会場:中央公民館
申込方法:電話または窓口
※定員に達し次第受付終了。
申込開始:9月2日(月)
対象:市内在住の20歳以上の女性(今年度まだ受診していない方)
参加費:無料
■献血
大網白里ライオンズクラブと共催で実施します。
日時:9月15日(日)
(1)10時~12時30分
(2)13時45分~16時
会場:ショッピングセンターアミリィ3階ホール
持ち物:献血カード(持っている方)、運転免許証などの身分証明できるもの(献血カードが無い方)
■社会福祉法人千葉いのちの電話 第36期電話ボランティア相談員募集
応募資格:
(1)年齢20歳以上(令和6年4月現在)
(2)資格・経験不問
(3)基礎研修講座と宿泊研修に出席できること
研修期間:令和7年4月2日(水)~令和8年3月21日(土)
受講料:有料
申込締切:12月20日(金)(消印有効)
※応募用紙あり。
申込み・問合せ:社会福祉法人千葉いのちの電話((月)~(金) 9時~17時)
【電話】043-222-4416
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