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こだまお話会

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千葉県山武市

■団体紹介
こだまお話会は、昭和57年に成東小学校の保護者8人で結成されました。始まりは、成東中央公民館のサークル活動「読書会」。ボランティア活動で、子ども向けに読み聞かせと紙芝居を提供、さらには有線放送を通じて町民向けに本を朗読する活動も行っていました。
現在は目の不自由な方を対象としたボランティア活動に焦点を当て「広報紙」などの内容をテープに吹き込む朗読のボランティア(声の広報)を中心に活動しています。
結成から41年が経ち、初期のメンバーから減少しましたが、88歳を迎えたメンバーは今も元気に活動を続けています。

◆声の力で、子どもたちに笑顔を
こだまお話会のモットーは「人の悪口を言わないこと、政治宗教のお話は持ち込まないこと。これが、みんなで楽しくやってきた秘訣ですね。」と、41年続く活動の秘訣を語る代表の平山光子さん。声で演じる子ども向けの読み聞かせや朗読テープに吹き込む魅力については「なんといっても『自分が女優になった気分になること』です(笑)。物語の登場人物の感情を声で表現し、子どもたちに伝えその反応に元気をもらえることは、とても楽しい経験です。」と、声を通じて繋がる感動を語ってくれました。
また、「毎晩、読書をしないと眠れない」という読書好きなメンバーが集う勉強会では、千葉県立東部図書館の十冊文庫(同一タイトル10冊1セットで読書グループ貸出し)を活用し「月に一度の安否確認です(笑)。」と同じ本を読み感動を共有し、喜びを分かち合っています。
市役所で行われた内閣府社会参加章の授章式では、素晴らしい本の朗読が披露されました。

◆気負わずにマイペースで
「合併前、成東町に頼まれて、町内有線放送を通じ本の朗読をしていました。懐かしい思い出ですね。」とメンバーの遠藤千枝子さんが振り返ります。朗読の練習方法を尋ねると「特に何もやってないですよ。気負わずに自分たちのペースで読んでいます。」と返ってきました。気軽に楽しむことも続ける秘訣であることが伺えます。

◆声の広報をご存じですか?
会の結成以来続く「声の広報」の活動は広報紙の内容を音声録音して、それをCD・Rに保存し山武市ボランティア・市民活動センターから目の不自由な方々に送付されます。希望者には市内図書館で貸出が可能です(詳しくは図書館までお問い合わせください)。

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