■2人に1人が、がんになる時代
一生のうち、がんと診断される確率は約50%。昭和56年から日本人の死因の1位はがんで、本市も死因の1位はがんという状況が続いています。
◇一生のうち、がんと診断される確率(2019年)
・女性51.2%
・男性65.5%
国立がん研究センターがん情報サービスより
■「異常がなかったから受けなくていいや」「まだ若いから自分には関係ない」と思っていませんか?
がん細胞は、健康な人の身体でも遺伝子の突然変異によって毎日約5,000個できると言われています。
遺伝子の突然変異は、老化やたばこ、化学物質などによって引き起こされることが多いです。通常は、がん細胞ができても、免疫の力で破壊されますが、見逃されたがん細胞が細胞分裂によって増えていくと「がん」という病気になっていきます。
■生活習慣の見直しで免疫力を高めましょう
日々作られるがん細胞に勝つためには、高い免疫力が必要です。
(1)禁煙
(2)お酒は控えめに(目安量(1日)…ビール500ml、日本酒1合)
(3)野菜・果物の摂取
(4)定期的な運動と体重管理「らづBody」
歩数計アプリ「らづFit」や、体組成計「らづBody」などをぜひご活用ください。
■がんは気づいた時には進行している
がんは、ほとんどが自覚症状のないまま成長するため、気づいた時には進行してしまっていることもあります。定期的にがん検診を受診し、早期がんの間にがんを発見することが大切です。早期発見・早期治療ができると治りやすく、治療にかかる費用や身体の負担が減らせます(治る…診断を受けてから5年後に生存している)。
〔がん細胞発生〕自覚症状なし
↓
〔細胞分裂の繰り返し〕10~20年
◆検診で発見できるサイズ
◇早期がん
約1~2cm
早期がんのうちに発見できるのは1~2年の間!⇒80%が治る!
◇進行がん
約4cm
自覚症状が出る頃には進行がんに…
■がん検診のお知らせ
「保存版令和6年度がん検診のお知らせ」は広報きさらづ4月号の折り込みや、市ホームページなどでご確認ください。
■本市が実施しているがん検診
国が早期発見・早期治療に有効としているがん検診は、胃がん・肺がん・大腸がん・乳がん・子宮頸がんです。
しかし、1回のがん検診で必ずしもがんを発見できるわけではありません。そのため、以下の受診間隔を推奨しています。
■5月に受付開始する検診・申込受付期間
※他の検診の申込受付については順次開始します。
申込方法:
(1)市ホームページのLoGoフォーム
(2)はがきなどの郵送…希望の検診名・住所・氏名・生年月日・年齢・日中連絡の取れる電話番号・希望日(「保存版令和6年度がん検診のお知らせ」に記載の検診実施日)をご記入ください。
(3)電話(個別検診のみ、平日のみ受け付け)
申込み・問合せ:〒292-8501 朝日3-10-19 朝日庁舎 健康推進課
ホームページ番号:5115
【電話】0438-23-8363
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