「オーガニックなまちづくり」をさらに進めるために「きさらづ地域循環共生圏」に取り組みます

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■『里山の再生』いっせんぼく再生プロジェクト
「きさらづ地域循環共生圏」の創造に向けた取り組みのテーマの一つに「里山の再生」があります。
里山とは、人里に隣接する森や山のことです。里山には、良好な景観の形成、災害の防止、さまざまな生物の生息、環境学習や自然体験の場など、大切な役割があります。
一方で、本市の里山を取り巻く環境は、令和元年房総半島台風をはじめとする自然災害による被害、後継者不足により、手入れがされなくなったことで荒廃が進み、鳥獣被害が懸念されるほか、昔から維持されていた景観や生態系に変化が生じています。こうした中、森林の健全な成長のために木を伐(き)るなどの整備をすることで、資源として利用するほか樹木による二酸化炭素の吸収促進、生態系の維持、土砂災害の危険性を下げるなど、さまざまな効果が期待できます。
まずは「里山の再生」に向けての第一歩として、「いっせんぼく再生プロジェクト」と称し、富来田地区の湧水「いっせんぼく」にある「ハンノキ湿原周辺地域の生態系の再生・活用」、「森林整備の促進」を進めます。いっせんぼくの木道の整備とこれからのあるべき姿を定め、これを市内の他地域にも広げることで市全体の「里山の再生」を目指します。

■「きさらづ地域循環共生圏」の創造に向けた取り組み

次回は、「資源循環の促進」について紹介します。

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