所有する土地の「正確な地図」を作ります

4／20

■地籍調査を実施平成
27年度から市内全域を対象に地籍調査を実施しています。今年度は、松之郷の一部の区域で実施予定です。対象となる土地の所有者の方へは、7月ごろから説明資料を送付します。ご理解、ご協力をお願いします。
◆地籍調査とは
一筆ごとの土地について、土地所有者の立ち会いを経て、地番・地目・面積などを明確にし、簿冊(地籍簿)と正確な地図(地籍図)を作成するための調査です。
◆地籍調査のメリット
(1)土地所有者の費用負担は原則不要です。
※所有権移転登記などの手続きは行政では行いません。
(2)土地トラブルを未然に防止したり、土地取引の円滑化が図れます。
(3)災害からの速やかな復旧が図れます。
(4)固定資産税などの課税の適正化に役立ちます。

■地籍調査の流れ
(1)説明資料の送付
調査対象の土地の所有者に説明資料を送付し、地籍調査の内容や必要性についてお知らせします。
(2)一筆地調査(現地調査)
一筆ごとの土地について、土地の所有者の方の立ち会いのもとで、自分の土地と隣人の土地の境界確認をするとともに、地番や地目などの調査を行います。
※地籍調査では、この一筆地調査がとても重要です。
(3)地籍測量
一筆ごとに位置を決め、測量を行います。各筆の筆界点をもとに正確な地図(地籍図)を作り、面積を測ります。
(4)成果の閲覧
一筆地調査と地籍測量により作成した「地籍簿」と「地籍図」の案を、土地の所有者の方が確認する機会を設けます。ここで確認された結果が、最終的な地籍調査の成果になります。
(5)法務局に送付
「地籍簿」と「地籍図」の写しを法務局に送付します。法務局では「地籍簿」をもとに登記簿を修正し、公図の代わりに「地籍図」を法務局に備え付けの正式な地図とします。
以後、法務局では地籍調査の成果を不動産登記の資料として活用します。

問合せ：建設課
【電話】50-1221