■音楽とアートを身近に
秋といえば文化芸術の季節。市でも「文化の香る街まつど」を目指し多彩な文化イベントを行っています。
4日の松戸駅周辺の5つの公共空間を活用した「松戸にぎわいフェスタ」では、キテミテマツド前プラザ広場にて、聖徳大学生による演奏などが楽しめます。春雨橋親水広場で開催する「アートアンブレラ」(要申込)はJR東日本の協力で引き取り手のない忘れ物傘にペイントを施し、再利用するワークショップで、東京藝術大学のある上野駅から取手駅までの常磐線沿線の4市4区と藝大・JR東日本が進める「JOBANアートラインプロジェクト」の一環です。藝大の学生によるライブペイントと音楽ライブも同時開催します。9日の森のホール21をメイン会場にした「まつど音楽フェスティバル」では、幅広い音楽ジャンルの多くのアーティストや市内を中心とした小中学生の演奏、音楽未経験の子どもも楽しめるワークショップなどが行われます。市には音楽をテーマにした大規模なフェスティバルがないので、令和3年度に新しく始めたものです。14日に西口公園で開催される「ウイーンフェスタMATSUDO」(有料)は地域の協力のもと世界的に有名な管弦楽団のメンバーも参加する演奏会です。民族衣装姿の演奏者の音楽を本場さながらにお酒や軽食とともに楽しめます。
今年限りですが、23日にテラスモール松戸で「松戸市人口50万人到達」記念イベントが開催されます。松戸ゆかりの人々によるトークショーや物産販売のほか、市内高校・大学生による歌や演奏を楽しめます。
最後に「松戸クリスマス音楽祭」は11月中旬からクリスマスまで松戸駅周辺の店舗や社寺、コンサートホールなどで、50近い演奏会が開かれます。街を挙げて気軽に生の演奏に触れることができる、これほど多くのイベントを一度に行う音楽祭は全国でも珍しいです。このシーズンの「音楽のまち・松戸」を大いに楽しんでください。
これらのイベントの多くがこの10年間にスタートしています。皆さんと一緒に大きく豊かに育てていきたいものです。
松戸市長 本郷谷健次(ほんごうやけんじ)
市民の皆さんの声を直接お聞きするため、市長専用のFAX(【FAX】047-366-2301)および市ホームページに市長メール送信窓口を設けています。市政に関する建設的なご意見をお寄せください(住所・氏名などをご記載ください)。
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