■災害に備える
松戸市長 本郷谷健次(ほんごうやけんじ)
今年は1月に能登半島地震がありましたが、8月8日に宮崎県日向灘(ひゅうがなだ)で地震があり、初めて国から「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」が発表され、8月19日にも茨城北部で震度5弱の地震がありました。いつ何時、大きな地震が発生するかもしれません。2011年の東日本大震災時、松戸市は震度5弱でした。従来、市では防災の日に合わせ9月に防災訓練をしていましたが、酷暑のため参加者の健康面から11月にしています。今年は市内震度6強を想定し、福祉避難所・救護所開設、物資供給・通信・救出救助訓練他、例年にない大規模訓練を計画し、楽しみながら展示体験ができる「防災フェア」も実施します。どなたでも参加できますので、積極的に参加してください。
パリ2024オリンピックでは、松戸市出身の選手がすばらしい活躍を
しました(本紙7面参照)。佐々木雅士(まさと)選手や内野貴史(たかし)選手(サッカー男子)、平尾知佳(ちか)選手(サッカー女子)はベスト8、村竹ラシッド選手(陸上男子110mハードル)は日本勢最高位の5位入賞、須崎優衣(すさきゆい)選手(レスリング女子50kg級)は銅メダルを獲得されました。須崎選手の3位決定戦のパブリックビューイングには地元の人達など約200人が集まり、声援と喝采(かっさい)を送りました。パラリンピックに出場する竹守彪(たけもりたけし)選手(卓球)、羽賀理之(はがまさゆき)選手(車いすラグビー)はパリ渡航前に市に来られた際に激励を送りました。
市内中学校選抜野球チーム「松戸BC」が2年連続全国大会に出場し今年は優勝。第一中学校男子バレーボール部は全国大会に出場するなど、名立たる大会で活躍した子ども達の報告がありました。松戸の子ども達が日本代表となって世界で活躍する日も近いことでしょう。
7月下旬、千葉県知事と東葛地区の市長の意見交換会に出席し、将来の人口減少社会への対応、千葉県北西部のまちづくり、高校授業料無償化等をめぐる自治体間の行政サービス格差についてをテーマに話しました。さまざまな機会をとらえ、課題解決のため、国・県や周辺地域と連携をはかっていきたいと思っています。
※「須崎」の「崎」は環境依存文字のため、置き換えています。正式表記は本紙をご覧ください。
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