寒い日は家の中の温度差に気をつけて!
ヒートショックを防ぎましょう!!
■ヒートショックとは・・・
暖かい部屋から寒い部屋に移動や急激な温度の変化によって、血圧が大きく変動することで失神したり、心筋梗塞などの血管の病気を引き起こすことです。高血圧や脂質異常症、糖尿病がある場合、動脈硬化が進んでいる事もあり、血圧は変動しやすくなりますので注意が必要です。
■どういった場合に起こりやすいの?
暖房で暖まっている部屋とそうでない場所との温度差が激しい場合です。特に、服を脱ぐと体の表面温度が10度ほど下がるため、寒い脱衣所で裸になって熱い湯船に入る場合に危険性が高まります。
■今すぐ出来る!予防対策
ポイントは、家の中での温度差をなくすこと・脱水に気をつけること
▽対策1 浴室・脱衣所
・入浴前に血圧を測る
・入浴前に暖める(例えば暖房器具を使う)
・熱いシャワーを浴室にかけて暖める
・蛇口からではなく、シャワーから給湯する
・お風呂の温度は41℃以下
・湯船につかる時間は10分程度
▽対策2 トイレ
・便座は暖房装置や便座カバーを使う
・夜に起きてトイレに行く時は上着や靴下を身に付ける
▽対策3 脱水防止
・暑い日に限らず、水分をこまめに補給する
・アルコールを飲んでからの入浴を避ける
Q.入浴中、ヒートショックの状態になってしまった時の対処法は?
A.浴槽の中で気を失っていたら、まず浴槽の湯を抜いて浴槽から引き上げる。呼びかけて意識がない場合や呼吸が弱い場合、意識があってもろれつが回らない、体の一部に力が入らないなどの症状がでた場合は、救急車を呼んでください。
問合せ:健康介護課健康推進班
【電話】33-7708
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