■食べて元気にフレイル予防!
▽フレイルという言葉をご存じですか?
フレイルとは、「加齢により心身が老い衰えた状態」のことをいいます。そのまま放置すると、病気にならないまでも手助けが必要となったり、要介護状態になる可能性があります。大事なことは、早めに気づいて、適切な取り組みを行うことです。フレイルは早く対策すれば、進行を防ぎ、健康な状態に戻る可能性があります。
特に、高齢期のやせは肥満よりも死亡率が高くなります。65歳を過ぎて病気でもないのにやせてきたら、メタボ予防からフレイル予防への切り替え時です。
▽フレイル予防の3つのポイント
(1)栄養:食事の改善
食事は活力の源です。バランスのとれた食事を3食しっかり取り、たんぱく質を意識して食べましょう。また、お口の健康(口腔ケア)にも気を配りましょう。
(2)身体活動:ウオーキング・ストレッチなど
身体活動は筋肉の発達だけでなく食欲や心の健康にも影響します。今より10分多く体を動かしましょう。
(3)社会参加:趣味・ボランティア・就労など
趣味やボランティアなどで外出することはフレイル予防に有効です。自分に合った活動を見つけましょう。
この3つのポイントの中でも特に食事は大切です。決まった食べ物を食べるのではなく、いろいろな食品や料理を組み合わせて1日3食食べることで、必要な栄養素をまんべんなく取ることができます。料理が大変な場合は、市販の惣菜や缶詰、レトルト食品などを上手に活用してみましょう。
問合せ:健康課
【電話】497-3494
<この記事についてアンケートにご協力ください。>