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自治体の皆さまへ

あぶない!身近な危険生物にご注意ください!

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千葉県白井市

■白井にもいる!特定外来生物
▽カミツキガメ
カミツキガメは、水生植物や木などが沈んでいて隠れられる場所がある環境を好んで生息します。雑食性でさまざまな生物を捕食するため、生息地域では魚類や両生類など、在来生物の生態系に大きな影響を及ぼしています。
気性が荒く、素早く動くことができ、水中では人影が見えると逃げますが、陸上にいるときは警戒心が強く、目の前に近づいたものに対して自分を守るため、長い首を伸ばして瞬時にかみつこうとする習性があります。
見つけた時は手を出したり、捕まえたりせず、環境課へ連絡してください。

▽オオキンケイギク
5~7月頃にかけて、直径5~7センチメートルの鮮やかな黄色の花を市内の道端などで見かけます。
かつては工事の際の法面緑化に使用されたり、苗が販売されたりしていましたが、生育力が強く、いったん定着してしまうと在来の野草の生育場所を奪い、周囲の環境を一変させてしまうため、日本の生態系に悪影響を及ぼす恐れがある植物として「特定外来生物」に指定され、栽培、運搬、販売することなどが禁止されています。
持ち帰ったり、庭などで栽培しないでください。

▽スズメバチとミツバチ
スズメバチは春から初夏ごろに活動を開始し、秋口に最も活発になります。攻撃性が高く、巣に近づくだけでも攻撃してくる可能性がありますので、発見次第、千葉県害虫防除協同組合に相談してください。
ミツバチは春から夏にかけ、木の枝や軒先などに団子状にかたまっている場合があり、これは分蜂(ぶんぽう)といって、ミツバチの巣別れです。
分蜂とは、巣が手狭になった際、新女王蜂を元の巣に残し、古い女王蜂は半数程の働き蜂と新しい営巣場所へ移動することです。
巣を出たミツバチは近くの木などに一時的に集合しますが、このかたまりは、引越しの途中、次のすみかが見つかるまで待機しているだけで、一定の時間(数時間から数日)おくと自然に飛んでいきます。
分蜂を行うミツバチはお腹に蜜を蓄えているため、不用意に刺激したり、つぶさない限り、刺すことはほとんどありません。
巣などに危険を感じると刺すこともありますが、花粉を媒介するなど、自然界の中で重要な役割を持っています。
分蜂はミツバチが群れを増やす重要な行動の1つですので、ミツバチの生態を理解し、新しい営巣先へ移動するまで、そっと見守っていただくようお願いします。

▽ハチやその他害虫の駆除の相談は千葉県害虫防除協同組合へ
市では、公共用地以外(個人宅やその敷地)のハチなどの駆除は行いません。以下までお問い合わせください。

問合せ:千葉県害虫防除協同組合
【電話】043-221-0064【FAX】043-227-6471(駆除費用は依頼者の負担となります。十分ご確認ください)

問合せ:環境課
【電話】401-5409

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