■メディア漬けの予防は乳幼児から
子ども期は、心とからだの基礎作りの大切な時期です。自分を信じる気持ちや思いやり、体力・運動能力を育てるには、直接的に人や物に関わることが欠かせません。親も子どももメディア漬けになっていませんか。3歳児健診で、子どもが「動画を見たい」「スマホで遊びたい」とかんしゃくを起こすので困っているという相談が増えています。
▽メディア漬けの問題
視力低下、睡眠不足、運動不足、心の症状(イライラ、不安、抑うつ)、コミュニケーション能力への影響、ネット・ゲーム依存
▽5つの提言(日本小児科医会)
(1)2歳までは、テレビ・DVDの視聴を控えましょう。
(2)授乳中、食事中のテレビ・DVDの視聴はやめましょう。
(3)全てのメディアへ接触する総時間を制限することが重要です。1日2時間までを目安と考えます。
(4)子ども部屋にはテレビ、DVDプレイヤー、パーソナルコンピューターを置かないようにしましょう。
(5)保護者と子どもでメディアを上手に利用するルールをつくりましょう。
※ここでのメディアとはテレビ、DVD、電子ゲーム、ケータイ、スマートフォン、タブレット端末などの電子映像メディア機器を指します。
問合せ:健康課
【電話】497-3472
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