■認知症になっても自分らしく ~9月は「認知症周知啓発月間」です~
令和6年1月に施行された認知症基本法をご存じでしょうか。正式には「共生社会の実現を推進するための認知症基本法」といい、認知症の人が、尊厳を保持しつつ希望を持って暮らすことができる社会の実現を目的としています。
認知症基本法では、広く認知症についての関心と理解を深めるため、9月を「認知症月間」、9月21日を「認知症の日」と定めており、市では9月を「認知症周知啓発月間」としています。
急速な高齢化に伴い認知症の方は増加しており、より身近なものとなっています。認知症になると全てわからなくなるのではなく、周囲の人が認知症のことを理解し、接し方の工夫や少しの支援で、認知症になってもその人らしく生活することができます。
市では、小学生や高校生をはじめ、市に住んでいる人、勤めている人など、さまざまな人を対象に「認知症サポーター養成講座」を開催し、認知症の人やその家族を地域であたたかく見守る人→認知症サポーターを増やしています。
ぜひ、この機会に認知症サポーター養成講座を受講してみませんか。
▽認知症の人への対応の心得3つの「ない」
・おどろかせない
・じそんしんをきずつけない
・いそがせない
「おじい」で覚えてね
引用:認知症サポーター養成講座標準教材
問合せ:高齢者福祉課
【電話】497-3484
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