セルフメディケーション・ポリファーマシー 日々を健康的に過ごすために

13／33

■日々を健康的にいきいきと過ごすためには、自分の健康は自分で守ることを意識し、病気や薬などに正しい知識を身に付けることが大切です。

◆セルフメディケーション
「自分自身の健康に責任を持ち、軽度の身体の不調は自分で手当てすること」をセルフメディケーションといいます。
▽取組方法
・健康診断や人間ドックなどを活用し、自身の身体の状態を知りましょう。
・普段から適度な運動、十分な睡眠、バランスのよい食事を心掛けましょう。
・軽度な身体の不調は、市販薬(OTC医薬品)を上手に活用しましょう。

▽OTC(Over The Counter)医薬品とは?
薬局などで処方箋なしで購入できる医薬品のことです。
セルフメディケーション税制による所得控除を受けることができる可能性があります。
対象医薬品の領収書には★印のマークがあります。

◆ポリファーマシー(多剤服用)
単に服用する薬の数が多いことではなく、多くの薬を服用しているために副作用を起こしたり、きちんと薬が飲めなくなっている状態をいいます。
▽なぜ注意が必要なのか
高齢になると病気の数が増えやすく、受診医療機関が多くなると薬の数も増えます。また、内臓の動きが弱くなるため、薬の分解などに時間がかかるようになります。
薬の数が増えることで、薬同士が影響して効き過ぎや効きづらさ、副作用が出ることがあります。

▽医師や薬剤師に相談を
薬の追加や変更があった後、いつもと違う症状(めまいやふらつきなど)が気になることはありませんか?
気になる症状があっても、勝手に薬をやめたり、減らすのは病気の悪化や副作用が出る場合がありますので、必ず医師や薬剤師に相談しましょう。

▽お薬手帳は一冊にまとめる
お薬手帳は、病院や薬局ごとに分けずに一冊にまとめておきましょう。
処方されている薬が分かるため、危険な飲み合わせや薬の重複が避けられます。

冬の寒さに負けず、元気にお過ごしください!

問合せ：町民税務課　国保年金係
【電話】77-3913