(1)お薬手帳を1冊にまとめましょう。
・医師や薬剤師は、お薬手帳を見て薬の重複や副作用を予防しています。
1つの医療機関に1冊ではなく、受診しているすべての医療機関で1冊にまとめて、自分の病気と薬を把握してもらいましょう。
(2)自己判断で薬の使用を中断しない。
・医師は、処方薬を飲んだ状態での病状と判断します。薬を勝手にやめると診断を誤る可能性があります。
・薬によっては、やめ方、減らし方があり、病気によっては、悪化する可能性があります。
(3)むやみに薬を欲しがらない。
・必要以上の薬は、体の負担になります。
・複数の薬を飲むことで、副作用を起こしやすくなります。
(4)薬は優先順位を考えてもらい最小限にしましょう。
・薬や体調について心配なことがある場合は、かかりつけ医やかかりつけの薬局・薬剤師に、遠慮せず相談しましょう。
★医師や薬剤師に相談しにくい場合は、下記の相談窓口があります。
千葉県の一般の方のためのおくすり相談窓口
千葉県健康福祉部薬務課 薬事アドバイザー
【電話】043-223-2622(月~金 9時~12時、13時~15時)
参考文献:
・日本医師会:超高齢社会におけるかかりつけ医のための適正処方の手引き
・厚生労働省、日本薬剤師会:知っておきたいくすりの知識
・一般社団法人日本老年医学会、日本老年薬学会:高齢者が気を付けたい多すぎる薬と副作用
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