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ながら町議会だより(3)

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千葉県長柄町

■長生郡市広域市町村圏組合議会議員の報告
定例会の冒頭に、長生郡市広域市町村圏組合議会議員から令和6年第1回長生郡市広域市町村圏組合議会定例会の報告がありました。以下、要約したものを掲載します。
令和6年第1回長生郡市広域市町村圏組合議会定例会は2月1日に開会し、以下の議案について審議し、2月19日に閉会しました。

以上、議案21件を審議し、すべて原案のとおり可決・同意されました。

■本吉敏子議員(一問一答方式)
1.子どもたちの通学路の安全確保について
問:議員
(1)県道市原茂原線の通学路の整備について伺う。
(2)県道長柄大多喜線の狭隘区間の整備について伺う。
答:町長
(1)長生土木事務所とも現場状況の共有は図れており、歩道と車道を分離する構造物について、基準にのっとった構造でない場所や未整備区間があることも承知している。
(2)当該箇所の拡幅については、県に対し以前から要望している。

2.4月開始に向けコミュニティ・スクールの進捗状況について
問:議員
コミュニティ・スクールの進捗状況を伺う。
答:教育長
令和5年度、校長を通じて関係資料を配付し、各校で研修会や協議会を開き、検討がされた。
町教育委員会が作成した規則や要綱を各校に示し実施計画等を作成した。
学校の実情に応じた組織づくりを行い、開催回数や協議事項等について検討して、保護者や地域へのコミュニティ・スクールの周知を行い、理解や協力をお願いしているところである。
コミュニティ・スクールを導入することにより地域と学校が一体となり社会総がかりでの教育を実現させていきたい。

3.令和7年度より開始予定と聞いている(仮称)高齢者外出支援タクシーについて
問:議員
(仮称)高齢者外出支援タクシー事業について伺う。
答:町長
事業内容は、令和6年度に検討・調整し、住民に十分な周知を行った上で、事業を実施したい。
問:議員
利用者及び試行期間について伺いたい。
答:町長
75歳以上の希望者に対して考えている。試行期間は利用者の意見や、皆さんに効果的に評価していただける事業となるよう考えている。

4.企業より寄贈いただいたドローンの活用について
問:議員
ドローンをどのように活用されているか伺う。
答:町長
当該ドローンは空撮を主な目的としているため、災害により発生した土砂崩れなどで道路が寸断され現地に直接行けない場合などの被害状況の把握のための空撮を想定している。

5.防災・減災対策について
問:議員
今後の水害リスクの増大に備え、生活できる基盤づくり、防災・減災対策が求められている。そこで2点伺う。
(1)これらの被害について原因を把握し、原因の解消についてどのように考えているか伺う。
(2)一度被災すると、退去などの人口流出も考えられるが、それらに対する手当てを考慮する考えはないか伺う。
答:町長
(1)日雨量が300ミリを超える大雨により大規模な土砂崩れや河川の氾濫、内水が発生し家屋への浸水被害が発生したものと推測される。
現在、県が管理する一宮川水系では、令和元年の降雨を目安に住宅の床上浸水被害をなくすべく、令和6年度までに中下流の整備を、令和11年度までに上流域の整備を推進している。
また、長柄山地区を上流部とする村田川水系神崎川は、現在市原市が事業主体となり改修事業を進めている。
本町は、令和4年に長柄町浸水警戒区域に関する条例を制定し、浸水が想定される区域に新たな建築のルールを定めるとともに、流域治水の理念の下、貯める、流す、受け流す、逃げるの4本柱について、その方向性を検討しているところである。
(2)ご提案の町独自の新たな手当ては、現在のところ考えていない。

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