文字サイズ
自治体の皆さまへ

ながら町議会だより(5)

21/53

千葉県長柄町

■三枝新一議員(一問一答方式)
1.「長柄町版大学連携型生涯活躍のまち構想」(長柄町版CCRC)について
問:議員
(1)令和6年度の施政方針で「長柄町版CCRC構想」の実現といわれているが、具体的な内容を伺う。
(2)「長柄町版CCRC」は発足以来9年を迎えており、現在までの足跡を伺う。
(3)2015年発足時に掲げた、都会から元気な高齢者1000人の誘致の進捗状況を伺う。

答:町長
(1)総合戦略内の移住定住事業をはじめとした10の戦略プロジェクトと11の施策事業を展開することで、農業・就労の場・にぎわい・結婚から出産・子育て・生活応援・スポーツ交流活動など、全てのプロジェクトが起動し、連動することにより、地域の課題解決につなげるなど、一つ一つ着実に取り組むことが重要と考える。
(2)千葉大学の有する知的資源を活用し、リソルの森とともに産官学のパートナーシップの下、施設やサービスを活用した民間主導によるエリア型生涯活躍のまちの基盤を整備することと、町が主体となり移住・定住の推進や健康で暮らしやすいまちづくりを目標としたタウン型生涯活躍のまちをそれぞれ展開し、それらを起爆剤とした地域の活性化を図ることと掲げ、平成28年度から本格スタートし、今年で9年目を迎えたところである。
(3)事業の方針転換をし、アクティブシニアを中心に全世帯の移住者増加を推進し、生涯にわたって健康で生き生きと暮らせるまちづくりの理念は、変わらず推進していく。

2.熱中症対策について
問:議員
(1)「熱中症特別警戒アラート」が発表された場合の対応は整っているか伺う。
(2)熱中症にかかりやすい高齢者、子供等の対策を伺う。
(3)屋外作業者、特に高齢な農作業者の対策を伺う。

答:町長
(1)熱中症警戒情報等を防災行政無線や防災メールにより町民の皆様に周知するとともに、福祉センターをクーリングシェルターとして開放するなど、体制を整備してまいりたいと考えている。
(2)高齢者などの熱中症弱者対策として、介護予防出張教室などの機会を捉え、予防行動の啓発やエアコン利用の有効性の周知に努めている。
(3)国では農作業安全確認運動を通じて普及活動に努めており、町としてもこの運動に基づき対策として、前述と同様に情報伝達に取り組んでいく。

答:教育長
(3)小中学校の取り組みは、朝の健康視察を確実に行い※1暑さ指数(WBGT)の計測器で活動前に活動場所の暑さ指数を測定・記録を取り、その結果は校内の誰もが見やすい場所に掲示するなど、情報の共有に努めている。
なお、暑さ指数31以上で、原則屋外活動を中止、屋内活動は中止又は実施形式を変更する。

3.改正不動産登記法について
問:議員
(1)未登記宅地の筆数と面積を伺う。
(2)未登記農地の筆数と面積を伺う。
(3)(1)(2)に対して対策伺う。

答:町長
(1)(2)残念ながら筆数、面積ともに正確な把握はできていない。長柄町に住民登録がない町外の所有者については、法務局で管理する登記情報のみでの把握しかできないためである。
地籍調査事業においても、相続未登記の土地については承知はしているが、地目別や面積の集計はしていない。
(3)国は、相続登記の申請を義務化することで所有者不明の土地の発生を予防しようと不動産登記法を改正し、これらの土地の解消に向け、対策を講じている。町においても、固定資産税の納付書の送付の際にチラシを同封するなど、引き続き法務局と連携し、周知・啓発に努めていく。

※1 暑さ指数(WBGT)は、ISO等で国際的に規格化されています。環境省ホームページで確認できます。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU