文字サイズ
自治体の皆さまへ

【健康だいいち】保健師だより フレイルを予防して健康寿命を延ばしましょう

36/45

千葉県長生村

加齢にともない、身体や心のはたらき、社会的つながりが弱くなることをフレイルといい、健康な状態と介護が必要となった状態の中間の状態を指します。フレイルを放っておかずに、早期に発見して、適切に対処することで、健康寿命(健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間)を延ばしましょう。
フレイルを予防するためには「運動」「栄養(食事・口腔)」「社会参加」の3つの対策を自分自身の生活で実践していくことが重要です。

運動や食事は身近に感じている人も多いのではないでしょうか。今回は、フレイル予防の中で見落としがちな“口腔”について取り上げたいと思います。
口の機能の些細な衰えのことを「オーラルフレイル」といいますが、全身の衰えの悪循環の第一歩目といわれています。これを予防するためには、次のことが重要です。

・よく噛んで食べること
・口や舌を積極的に使うこと
・毎食後の歯磨きや入れ歯のお手入れ
・かかりつけ歯科医へ定期的に受診すること

地域包括支援センターで毎月開催している「ながいき学校」では、フレイル予防について普及啓発を行っています。6月のテーマは「お口の健康」です。歯科衛生士、言語聴覚士を講師に迎え、口腔機能の些細な衰えを予防するための方法や自宅で自分で取り組めるお口の体操についてもお話しする予定です。健康寿命を延ばす一助として、ながいき学校に参加してみませんか。
6月のながいき学校の申し込み受付を5月1日~14日で行います。詳細は本紙23ページの包括支援センターだよりをご覧ください。皆さんのご参加をお待ちしています。

担当:片岡

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU