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【健康だいいち】保健師だより しっかりと眠れていますか

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千葉県長生村

睡眠はこころと身体の疲れを癒すための休養活動です。眠れない等の睡眠の問題が慢性化することで肥満、高血圧、糖尿病やうつ病等の発症リスクを高めたり、症状の悪化につながると言われています。良い睡眠には、適正な睡眠時間と睡眠休養感(ぐっすり眠って疲れがとれた感覚)が大切です。

■適正な睡眠時間の目安
年代や個人によって必要とする時間は異なりますが、一般に小学生は9~12時間、中学・高校生は8~10時間、成人では7時間前後と言われています。特に子どもの睡眠時間を確保するためには、周囲の大人の声かけが必要です。遅くとも午後10時には眠れるように、生活時間を見直してみましょう。

■ぐっすりと眠れるように
▽環境づくり
・できるだけ暗くして、静かな環境で眠る
・スマートフォンやタブレット等、体内時計に影響を与えるブルーライトを含むものは寝室に持ち込まない
・入浴は就寝1~2時間前に、少しぬるめの湯舟につかってリラックスできるようにする
・起床時や日中はできるだけ日光を浴びて、体内時計をリセットさせる

▽生活習慣と睡眠
・適度な運動習慣を身につける
・朝食はしっかりと食べ、就寝直前の夜食を控える
・規則正しい生活を維持して、日中の活動と夜間の睡眠のメリハリをつける

「眠れない」「眠っても休養がとれた感覚がない」「日中の眠気・居眠りで困る」などの症状は、睡眠障害が原因となっていることもあります。生活習慣等を見直しても改善しない場合は、医療機関を受診して相談してみましょう。

担当:太田

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