文字サイズ
自治体の皆さまへ

津波防災について考えよう!

8/48

千葉県館山市

◆毎年11月5日は「津波防災の日」
平成23年の東日本大震災で、東北地方の太平洋沿岸を襲った津波によって多くの人命が失われました。これを受けて、津波から国民の生命を守ることを目的に「津波対策の推進に関する法律」が制定され、その中で毎年11月5日が「津波防災の日」と決められています。

11月5日は、嘉永7年(1854年)11月5日の安政南海地震(M8.4)で和歌山県を津波が襲った際に、稲に火を付けて、暗闇の中で逃げ遅れていた人たちを高台に避難させて命を救った「稲むらの火」の逸話にちなんだ日です。

▽津波災害に備えて
STEP 01 自宅や職場等よく行く場所が、津波浸水想定区域内かを防災マップで確認
STEP 02 津波浸水想定区域内の場合には、付近の避難場所を確認するとともに、避難経路も確認

▽津波から命を守るために
津波は、水深5,000m地点で時速800km、海岸付近で時速36kmの速さで襲ってきます。津波を目視してからでは逃げることは困難です。津波浸水想定区域にいる場合に、「津波警報」、「大津波警報」が発表されたときは、直ちに避難を開始してください。

▽津波は繰り返し襲ってくる…
津波は、1度だけではなく繰り返し襲ってきます。第1波より第2波、第3波の方が津波の高さが高い可能性もあります。
警報等が解除されるまで、津波浸水想定区域内には戻らず、避難を継続してください。

◆津波の伝承
「六軒町のサイカチの木」は「元禄地震(1703年)に発生した津波から避難した人が、この木に登って助かった」と言い伝えられてきました。
それまでにも、地震の後に海水が引くと津波が来ることはよく知られていました。
関東大震災(1923年)では、海水が引くと人々はすぐに高台に逃げたため、津波の犠牲者が少なかったことが報告されています。
過去の災害について伝承しながら、災害による被害を防ぐため、日ごろの防災対策に取り組んでいきましょう。

問合せ:危機管理課
【電話】22-3442

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU