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特集「館山市立小中学校再編計画」の素案について(2)

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千葉県館山市

◆小学校の再編
▽基本方針
全小学校区における保護者との意見交換結果では、クラス替え可能な規模への再編を望む声が多数となりました。そのため、「標準規模校(1学年・2~3学級)」を中期的に維持するとともに、小規模校での教育環境を望む方々への選択肢を確保します。

・R14年度以降の学校のあり方は、R12年度に再検討します。
※児童の人間関係の継続性を最優先に考え、第一中の統合前に第一中学校区以外の小学校との再編は行わない計画です。
※児童が在学中に2回の学校再編を経験しないよう、最低6年間以上の期間を確保するため、船形小・那古小の再編時期はR8年度とする計画です。

・R7年度に館山中の移転やこども園の開園が予定されており、周辺道路環境の状況変化を踏まえ、必要な対策を実施したあと、新学校を開校します。

▽「小規模特認校」とは
少人数教育のメリット(児童に対するきめ細やかな指導、地域資源を活かした機動力のある体験学習など)や、恵まれた自然環境下での教育活動を望む児童・保護者の選択肢を確保します。
・房南学園の選定理由
市内で一番新しい教育施設で、木質感のある校舎内部や最新設備の体育館・広い運動場・多様性を受入可能となるエレベータを完備するなど、学校施設環境が充実しています。また、現在の房南こども園を中学校施設内に移転し、幼保小一体となった教育環境の提供を目指します。

◆中学校の再編
▽基本方針
中学校の標準規模(1学年・4~6学級)を下回る、第一中・房南中学校区の保護者との意見交換では、小規模化に伴う課題点から「早期の再編」を望む意見が圧倒的に多く、市の基本指針や保護者意見を踏まえ、館山中との統合を行う計画(素案)です。

◆不登校・発達支援機能の充実策
・不登校支援機能
子どもが主体的に社会的自立や学校復帰に向かうよう、不登校のきっかけなどに応じた適切な支援や働きかけができる環境を整備します。
・発達支援機能
発達に課題を持つ子どもや保護者の相談窓口、各種支援機能の情報を一元化した「センター機能」の設置について検討します。

▽豊房小学校跡地を活用
市内の中心部に近いことや、豊かな自然環境を考慮しました。

少子化に伴い児童・生徒数は年々減少していますが、その一方で「不登校児童・生徒」や「特別な支援を要する子ども」は、全国的にも年々増加傾向にあります。現在それらの対策のため、コミュニティセンター内に「教育支援センター」や「マザーズホーム」などの専門的な支援機関を設置し、学習支援や集団生活への適応、医療やNPO団体など関係機関との接続・相談などを行っています。
しかし、広い運動場や体育館、校舎といった学校教育に必要な施設での支援を行うことが、子どもたちにとってより良い環境となるため、再編に伴い使用しなくなる施設を有効活用する計画です。

◆市内の未就学児の人数
(令和5年4月1日時点)

※人数は「合計(男・女)」

◆市内の児童・生徒数
(令和5年5月1日時点)

※特別支援学級の生徒は、現学年に含む

素案の詳細は市ホームページで公開

問合せ:教育総務課学校再編推進室
【電話】28-4377

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