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県政最前線 就農のすすめ 次代を担う農業人育成

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和歌山県 クリエイティブ・コモンズ

和歌山県は、果樹を中心に野菜、花きなど多くの農産物を生産する農業県です。全国シェアトップクラスの農産物が多くあり、農業は県の重要な産業の一つですが、高齢化などによる農家数の減少が深刻化しています。毎年150人前後の新規就農があるものの、十分な人数とは言えず、新たな担い手の確保・育成が課題となっています。
産地を守り農業をさらに振興していくために、県では、就農を考える方の不安を解消し、農業を始めやすい環境づくりに取り組んでいます。

■農業の魅力って?
・作物を育てる楽しさ
・努力した分、得られる成果
・自由な働き方や労働時間
・直に感じる四季や自然の偉大さ
・消費者の声をダイレクトに聞ける
・加工や販売、ブランド化など多様な取組を展開できる

■農業への思いを聞きました!
▽新規就農者 經田 康介さん
実家が農家でいずれ後を継ぐことを意識しており、退職を機に農業を始めようと思いました。親元で経験を積むこともできましたが、違う場所で学ぶ方が視野が広がると考え、先輩就農者のもとで2年間研修を受けました。栽培技術を学べたのはもちろん、多くの就農者と出会い、人脈を築けたことが大きな収穫になりました。
作物の成長とともに自分自身の成長を感じられるのが農業の良さです。長く続けていくためには、常に数年先を見据えて行動する計画性も必要だと考えています。今後は経営を安定させ、先輩方に安心してもらえるような存在になりたいです。

▽經田さんの研修受入農家
(右から)小畑 公貴さん 亀井 勇希さん 土橋 弘誠さん
自分たちが教えたことを吸収してスキルアップしていく姿を間近で見ることができ、嬉しかったです。今後、農家としてのさらなる成長を期待しています。自分たちにとっても、3人で教え合う中で新たな発見や学びを得ることがあり、楽しい時間を過ごせました。
農業は技術だけでなく人とのつながりが重要な仕事です。大変なことは多いですが、色々な人の力を借りて諦めずに試行錯誤を続けてもらいたいです。そうすれば、いつか努力が実を結びます。

問い合わせ:経営支援課
【電話】073-441-2932【FAX】073-424-0470

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