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自治体の皆さまへ

県政最前線 防災情報を入手しよう 災害対応力の強化

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和歌山県 クリエイティブ・コモンズ

■防災情報を入手しよう
県では、「和歌山県防災ナビ」アプリや「防災わかやま」など、県民の皆さんの防災対策に役立つ情報を発信しています。日頃から積極的に防災情報を入手し、自分や大切な人の命を守るための行動につなげてください。

▽和歌山県防災ナビ(アプリ)
・近くの避難先を検索
避難先の安全レベルを確認
避難先までの最短ルートを地図上に表示

・家族などの居場所を確認
・日頃からの避難トレーニング
・防災情報をプッシュ通知でお知らせ
・河川水位情報・土砂災害危険度情報を確認
・災害時に必要な備蓄品目や数量を計算

アプリのダウンロードはこちら
本紙を参照ください

▽防災わかやま(ウェブサイト)
避難情報や避難所の開設状況、気象情報、通行規制、土砂災害警戒情報や雨量防災情報などをリアルタイムで確認できます。

・防災情報を入手
防災わかやまウェブサイト
防災わかやまメール配信サービス
防災わかやま X
本紙を参照ください

▽出張!減災教室
体験学習を通じて防災・減災対策を学べる講座を実施しています。自治会や企業の研修、学校の防災教育などにご利用ください。

メニュー
・地震体験車「ごりょう君」による地震体験
・地震・津波についての基礎講座
・L型金具等を用いた家具固定講座
・構造模型を用いた住宅の耐震化講座
・きいちゃんの災害避難ゲーム

問い合わせ:危機管理消防課
【電話】073-441-2280【FAX】073-422-7652

▽稲むらの火の館~津波防災教育センター~
濱口梧陵の防災精神や「稲むらの火」の人命尊重の精神を踏まえ、地震・津波災害から命を守る備えを学ぶことができます。
場所:広川町広671
入館料:一般500円、高校生200円、小・中学生100円(記念館は無料)
時間:10時~17時
休館:月曜日(祝日の場合は次の平日)、年末年始
【電話】0737-64-1760【FAX】0737-64-1761

■災害対応力の強化
能登半島地震では、幹線道路の被災により道路交通が遮断され、至るところで集落の孤立が長期にわたって発生しました。また、避難所での生活が長期化する中で、生活環境の悪化や精神的な負担により体調を崩すなどして亡くなる「災害関連死」が発生するなど、避難所の環境改善が課題となりました。
県では、こうした課題の解決に加え、南海トラフ地震等の災害から県民の命と暮らしを守るため、地域防災力の向上に資する防災・減災対策の充実と強化を図っています。

▽避難所の環境整備を促進
能登半島地震の被災地では、高齢者の方等がより安心して快適に利用できるトイレカー・トイレトレーラーや、温かい食事を提供できるキッチンカーが活躍しました。本県でもトイレカーやキッチンコンテナを整備するなど、避難所の環境改善に資する対策を進めていきます。

▽孤立可能性集落での通信訓練
災害時に孤立の可能性がある集落では、通信手段を確保し、通信できるよう日頃から備えておくことが重要です。
県では、市町村と連携し、通信機器を整備するとともに、災害時に孤立の可能性がある集落と市町村間で、通信設備の状態と操作の確認を目的とした通信訓練を行っています。

▽ドローンを活用した災害対応ガイドラインを策定
能登半島地震の被災地では、孤立集落への物資の輸送や捜索活動・情報収集にドローンが活用されました。
県では、これまでもドローンの防災への活用を検討してきましたが、防災上の課題に対応し県民の皆さんの安全・安心につなげるため、「ドローンを活用した防災・減災対策に係るガイドライン」を市町村向けに策定しました。今後もドローンのさらなる利活用を促進していきます。

ドローンの活用が求められる防災上の課題
・人員不足の中での災害対応
・被害情報の迅速・正確な把握
・沿岸地域での迅速な住民避難
・孤立した集落への必要物資の供給

▽災害時における空港の活用
空港は、災害時に適切に機能を保持できれば、救急・救命活動の拠点として活用でき、陸路など他の輸送方法の代替機能として、その役割を有効に果たすことができます。
県では、能登半島地震で発生した孤立集落の課題に対するヘリコプター等の空路の有効性と、施設の耐震化等災害時に空港機能を保持するための備えについて検討し、既に広域防災拠点としての役割を担っている旧南紀白浜空港跡地や熊野白浜リゾート空港を活用した防災対策をさらに進めていきます。

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