今回は歯科衛生士の岡浦さんにインタビュー!
Question:歯の手入れを怠ると肺炎になることもある?
Answer:日本人の死因の3位である肺炎。中でも、高齢者に多い「誤嚥性肺炎」は、唾液や飲み物、食べ物が誤って気管から肺に入り込んでしまう際に、口腔内の細菌が入ってしまうことで起きます。大人の口の中には、300~700種類の細菌が生息しているといわれています。口腔の細菌を減らすためには、起床時に口をすすぐ、食事の後は歯磨きや義歯の手入れを行うなど、口腔を清潔に保つことが最も大切です。また飲み込む力を低下させないように、人とたくさんおしゃべりをする、歌を歌う、口腔体操をするなど口や舌を動かすことも大切です。健康な身体で過ごすためにも口腔内の手入れをして、誤嚥性肺炎を予防しましょう。
▽次回「歯周病があると認知症になりやすい?」
内田歯科医院 内田憲二先生にインタビューをします。
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