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子どもたちにほんとの出会いと楽しさを

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和歌山県御坊市

テレビやインターネットなど様々なメディアの発達・普及や生活環境の変化などにより、子どもの『読書離れ』『活字離れ』が国においても懸念されています。
昨今の情報過多時代において、必要な情報を収集し取捨選択する力は、誰もが必要となり、これからも、読み・調べることの意義は増していきます。このように本を読む習慣、本を通じて物事を調べる習慣を、子どものときから確立していくことの大切さが、あらためて認識されています。
子どもにとって読書は、言葉を学び、考える力や表現力、想像力などを育てるなど、人生をより深く生きる力を身に付けていく上で欠くことのできない大切な活動のひとつです。
本市では、子どもたちがいつでも、どこでも自主的に読書に親しむことができるような環境整備を図ることを目的として「御坊市子ども読書活動推進計画」を策定し、子どもの読書活動の推進に取り組んでいます。

■図書館に行ってみよう

○本を借りてみよう!
(1)利用券をつくる
図書館のカウンター、もしくは二次元コード(本紙掲載)から申し込み。
※本人確認書類が必要です。
(2)本の貸出
・本は2週間の期限で5冊まで(マイナンバーカードの提示で10冊に)
・CDやDVDは1週間の期限で2点まで
・貸出中の本はご予約いただければ、貸出準備ができ次第ご連絡します。
・図書館にない本でも、県立図書館にあれば約1〜2週間で無料で取り寄せます。
・購入リクエストも受け付けています。
(3)本の返却
カウンターまで(閉館時は、玄関左側の「ブックポスト」へ)
※CD・ビデオ・DVD・紙芝居・他館から借り受けた本は、ブックポストには返却しないでください。

○調べものをしてみよう!
(1)本を探す
題名がわからなくても、大まかな内容や出版年、その他の情報から調べます。
(2)新聞記事を探す
地方紙は昭和38年から、全国紙は過去2年分所蔵しています。おおよその時期と内容から、ご希望の新聞記事を調べます。
(3)情報を探す
こういうことについて知りたい、というご依頼があれば、関連する資料や情報源を調べます。

図書館では、読書について専門的な知識をもった司書に選書支援・読書相談をすることができます。ご質問やご相談がありましたら、お気軽にお問い合わせください。

■読書推進活動の取組
子どもの読書活動の推進するために、家庭、地域、学校等が連携・協力しながら行っている取組を紹介します。

▼家庭における読書を支援する取組
○ブックスタート/ブックステップ
10か月児健診時に、親子のふれあいや、つながりを深められることを願って、一人ひとりの赤ちゃんに絵本をプレゼントします。
また、2歳6か月児健診時には、絵本の読み聞かせを行い、図書館で絵本と交換できるチケットを配布しています。

○家読(うちどく)
「家読」は、「家庭読書」の略語で「家族ふれあい読書」を意味しており、読書を通して家族のコミュニケーションを深めることを目的とした読書運動です。本市では、コミュニケーションをより深めることができるよう、家庭内で読書記録を共有できる「うちどくノート」を配布予定です。

▼地域における読書を支援する取組
○おはなし会
赤ちゃんから小学生まで、幅広く、様々な年代を対象としたおはなし会を、ボランティア団体と協同で定期的に開催しています。
夏と冬には、楽しいことが盛りだくさんの特別な会を開くなど、子どもたちが楽しみながら、読書に親しむことができる場となっています。

○ぬいぐるみのおとまり会
子どもたちがお気に入りのぬいぐるみと一緒に読み聞かせに参加し、そのあと、ぬいぐるみ達は図書館におとまりして、夜の図書館を冒険するイベントです。冒険の様子を写真に撮って、子どもたちにプレゼントするほか、ぬいぐるみがオススメする絵本の貸出もあります。

▼学校における読書を支援する取組
○ごぼうっ子の100冊
小学生に活字を読む楽しさを知ってもらおうと、低学年は読み聞かせから一人での読書につながるような本、中学年・高学年は様々な分野に興味を持ち、知識が深まるような本を選書した「ごぼうっ子の100冊」を市内6小学校の図書館に配架しています。

○ビブリオバトル
自分の好きな本を紹介し、コミュニケーションを深め、ゲーム感覚で楽しめる知的書評合戦です。ビブリオバトルのキャッチコピー「人を通して本を知る。本を通して人を知る」のとおり、新しい本や読書仲間と出会える場となっています。

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〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

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