■6月は梅雨の季節、大雨に備えましょう!~線状降水帯がもたらす集中豪雨~
昨年6月、台風2号の接近に伴い梅雨前線が活性化し、和歌山県で線状降水帯が観測されました。
御坊市では住宅の浸水被害、冠水による道路の通行止めなど、皆様の生活に多大な影響を及ぼしました。
気象情報は事前に情報収集できます。災害発生時に適切な行動がとれるよう、日頃から情報を確認し準備をしましょう。
▼線状降水帯とは?
線状降水帯とは、次々と発生する積乱雲が列をなし、同じ場所を通過または停滞することで作り出される、強い降水を伴う雨域のことです。
線状降水帯による大雨の可能性がある程度高いことが予想された場合、半日程度前から、「線状降水帯」というキーワードを使って気象庁が呼びかけます。これらの情報を見聞きした場合は、気象情報の収集に努め、大雨に備えましょう。
▼大雨の情報収集をしましょう
災害や避難に関する情報は、様々な手段で入手することができます。普段から、情報を入手できる手段を確認しておきましょう。
・テレビやラジオ
・防災行政無線、市公式LINE、市ホームページ
※市公式LINEは二次元コード(本紙掲載)から、友だち登録できます。
・「和歌山県防災ナビ」アプリ、防災わかやまX(Twitter)、防災わかやまメール配信サービス
・気象庁ホームぺージなど
▼いのちを守る「避難」の心得
「避難」とは、「難」を「避」けること。
・安全な場所にいる方は、避難所へ行く必要はありません。
・避難所へ行くことだけが避難ではありません。
○ハザードマップを確認し、自分の住んでいる地域のリスクを知ろう!
洪水・土砂災害ハザードマップで洪水時に浸水する区域や深さ、また土砂災害の危険がある場所をチェックし、自宅から避難場所までの経路や家族の連絡先などについて確認しましょう。
ハザードマップ、避難先一覧は二次元コード(本紙掲載)からご覧いただけます。
▼「難」を「避」ける4つの行動
○安全な親戚・知人宅への避難
普段から、災害時の避難について相談しておきましょう。
○安全なホテル・旅館への避難
事前に確認が必要です。宿泊料が発生します。(一部宿泊料半額)
○屋内での安全確保
ハザードマップ等で自宅のリスクを確認し、安全であるか確認しましょう。
○市が開設した避難所への避難
各自必要なものを持って避難しましょう。
(例)
・飲食料品
・日用品
・充電器
・持病薬 等
問合せ:防災対策課
【電話】0738-23-5528
【FAX】0738-52-7036
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