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食育のまち 紀の川市 食育情報通信 vol.24

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和歌山県紀の川市

■災害時に備えた食育の推進
食育のまち紀の川市では、家庭でできる食育などの情報をお知らせします。
今回のテーマは、「災害時に備えた食育の推進」です。災害時に備え、普段から防災に関する情報を収集するとともに、各家庭での食品の備蓄が重要です。災害時でも普段と変わらない食生活ができるよう、無理なくできる「食」の備えについて紹介します。

▽災害時に備えた食品備蓄と調理準備
栄養のバランスや使い勝手を考えて、食べ慣れたものを選ぶことが大切です。人数分×3日分の食品を家庭で蓄えておきましょう。高齢者やアレルギーのある人は、自分に適した食材を準備しておくことも必要です。
また、災害時には限られた条件で料理をしなければならない場合があります。食品だけでなく、水やカセットコンロなどの熱源、調理器具を準備しておくことも必要です。ポリ袋で作る簡単な調理法を経験しておくことや簡単なレシピを覚えておくなど、食の選択肢を広げておくことが重要です。
・フェーズフリー…日常でも非常時でも役立つ物やサービスを取り入れる「フェーズフリー」の考え方を活用しましょう。普段の生活がそのまま災害への備えとなります。
・ローリングストック法…普段から少し多めに食料品や日用品を買っておき、使用した分だけ新しく買い足していくことで、常に一定量の備蓄を確保しておく方法です。特に水は、飲む以外にも調理やうがい、歯磨きなどにも使用できるので、最低限確保してください。

▽災害時の調理!ポリ袋などを使ったパッククッキングのメリット
・鍋や使用した水が汚れず、再利用可能。また、調理が簡単で温かいものが食べられる。
・鍋1つで複数の料理が同時に作れ、カセットコンロなどのガスの節約になる。(ポリ袋を湯煎する場合は、耐熱温度110度以上のものを使用してください。)
・袋のまま容器に乗せ、袋の上部を開けて食べることで、容器が汚れず、洗い物が減らせる。(キッチンばさみを使うとまな板を洗う必要もない。)
・衛生的、時短、栄養を逃がさない、少ない調味料で調理可能など災害時に適している。

●火を使わないパッククッキング「サバおかか和え」
▽材料(2人分)
サバ缶…1缶(190g)
ホールコーンドライパック…1袋(50g)
かつお節…1袋(2g)
酢またはポン酢…小さじ1
ポリ袋…1枚

▽作り方
(1)材料をすべてポリ袋に入れる。
(2)袋の空気を抜いて結び、手でよくもむ。

問い合わせ:紀の川市食育推進会議
【電話】77-2511(本庁4階農業振興課内)

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