文字サイズ
自治体の皆さまへ

まちの話題 TOPICS

40/43

和歌山県紀の川市

■紀の川市初、行政版クラウドファンディングを実施
(日本一“おかしな”駅弁をつくる!)

市では、豊かで活力ある地域社会の形成と発展、教育・研究の振興と人材の育成を目的に昨年8月に和歌山信愛女子短期大学と包括連携協定を締結し、地域の課題解決に向け活動テーマを定めて連携を行ってきました。昨年から和歌山電鐵貴志川線に「日本一の○○をつくる」をコンセプトに学生10人が集い、全5回の集中講義を実施。その中で、「日本一“おかしな”駅弁」のアイデアが生まれました。今年は学生の挑戦をバックアップするため、市として初めてとなる行政版クラウドファンディングを実施し、資金調達に挑戦中。目標金額を200万円に定めて、1口1万円のふるさと納税寄付金として募集しています。11月頃には、“おかしな”駅弁が完成し、その後、寄付者に対して返礼品として送付予定。
取り組みに参加している市在住の学生の辻咲花さん(上記写真の左)は「紀の川市のフルーツの魅力が多くの人に伝わるような返礼品を、みんなでアイデアを出し合い、協力しながら作っていきたい」と意気込んでいました。

▽“おかしな”に込められた3つの意味
(1)“Fruits”の“お果子”…紀の川市産の果物をたっぷり使った駅弁
(2)“Sweets”の“お菓子”…子どもも安心して食べられる駅弁
(3)“Funny”の“可笑し”…駅弁だと思ったら、実はスイーツ⁉な駅弁
※「果子」はもともと果物のことを指す言葉でした。

※ふるさと納税の仕組みを活用しているため、紀の川市民は返礼品を受け取ることはできません。
※返礼品無しのプロジェクト応援寄付は、1口1,000円から地域創生課で受付しています。

■5年ぶりにほたる祭が開催!
6月8日、細野渓流キャンプ場でほたる祭が開催されました。餅つき体験やぜんざいの振る舞い、和太鼓の演奏、歌謡ショーなど、さまざまな催しを実施。5年ぶりの開催ということもあり、会場は祭りを待ちわびていた大勢の人でにぎわいました。日没後、キャンプ場のそばを流れる清流・真国川の辺りには、ホタルが淡い光を放ちながら美しく飛翔。「近くに飛んできた!」「きれい」と歓声が上がるなど、訪れた人は幻想的な風景を楽しんでいました。

■ハス日記2024 Vol.2~平池緑地公園~
今年も大賀ハスが開花し、平池緑地公園へ散歩に訪れる人たちの心を癒しています。大賀ハスが開花するのはわずか4日間。その後は花かたく托を残し、はかなくも花びらが散っていしまいます。開花後の経過日や時間帯によって、違う姿で見る人たちを魅了。撮影日は最も美しいと言われる開花2日目で、青々とした葉の隙間から伸びる茎の先に淡いピンク色の花を咲かせていました。ベトナムハスはこれからが見頃。ぜひ訪れてみてください。

■まちに活気を取り戻すために
粉河とんまか通り周辺のエリアリノベーションプロジェクトの一環として、周辺の活性化の拠点となるよう改築を進めていた元旅館「三笠館」。6月3日、カフェや貸切サウナ、ゲストハウスを備える複合施設「MIKASAKAN」として新たにオープンしました。本プロジェクトを手掛ける株式会社エンジョイワークスを県内初の「地域再生推進法人」に指定。代表取締役の福田和則氏は「この拠点をきっかけとして、地域を元気にしていきたい」と話してくれました。

■不審者から園児を守る行動を
6月6日、粉河保育園で不審者の侵入を想定した対応訓練が行われました。園舎を見学したいと侵入してきた不審者に対し、くわしく要件を聞くなど、時間を稼ぐ先生たち。園庭にいた園児たちに「お片づけは後にして、中に入ろう」と冷静に声をかけ、安全な場所に避難させると同時に警察に通報を行いました。同園の清原園長は「みんな冷静に対応できていた。いざという時も命をどのようにして守るかを考えて行動してほしい」と話してくれました。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU