■~9月は「認知症月間」です~みんなで 知ろう 考えよう 認知症
認知症は誰でもかかる可能性のある病気で、特別な病気ではありません。1月1日に認知症基本法(共生社会の実現を推進するための認知症基本法)が施行されました。この法律の目的は、認知症の人を含めた国民一人一人が支え合いながら共生する活力ある社会の実現を推進することです。
毎年9月を「認知症月間」、9月21日を「認知症の日」と定め、誰もが広く認知症についての関心と理解を深めるための取り組みを実施しています。
▽知ってほしい認知症のこと
認知症になると、さまざまな原因によって脳の働きが悪くなり、それまでできていたことができにくくなります。
・覚えられない、すぐに忘れてしまう(物忘れ)
・時間、日にち、場所、人が分からない(失見当識)
・考えるスピードが遅くなる、2つ以上のことが理解できなくなるなど(理解・判断力の低下)
・日常生活に必要な作業ができなくなる(実行機能の低下)
▽認知症の人への接し方
初期の認知症の人は、変化を自覚しています。だからこそ、周りの人は認知症の人の「できること」「できにくくなっていること」を正しく理解することが大切です。接し方の基本姿勢は「驚かせない」「急がせない」「自尊心を傷つけない」です。
▽相談してください
早期の診断・治療により、症状が改善し進行が緩やかになることがあります。物忘れや場所・日にちが分からないなど、気になることが出てきたときには相談ください。
問い合わせ:地域包括支援センター
【電話】77-2511(本庁2階)
■認知症高齢者等個人賠償責任保険
日常生活で認知症に起因する偶然な事故により、認知症の人やその家族が法律上の損害賠償責任を負った場合に、その賠償金を保険で補償します。
対象者:次の(1)~(4)のいずれにも該当する人
(1)市内に住所を有する人
(2)紀の川市ほっと安心ネットワーク事業に登録している人
(3)在宅生活をしている人
(4)要介護認定における認定調査票や主治医意見書、または医師の診断書で認知症であることが確認できる人
対象となる事故の例:誤って線路に入り電車を止めた場合、自転車で通行人にけがをさせた場合、他人の財物を壊した場合など
補償金額:1事故につき最大1億円
保険料:自己負担なし。保険料全額を市で負担します。
申し込み:随時受付しています。申請書に記入の上、高齢介護課、各支所・出張所へ提出ください。申請書は市ホームページからもダウンロード可。
申し込み・問い合わせ:高齢介護課
【電話】77-2511
■~在宅医療と介護の啓発講演会~「はじめませんか?人生会議」
「人生会議」(アドバンス・ケア・プランニング)とは、もしものときにどのような医療やケアを望むのかを前もって考え、家族や医療・介護関係者たちと「大切にしたいこと」「してほしくないこと」などを繰り返し話し合うことです。厚生労働省は11月30日を「人生会議の日」と定め、人生の最終段階の医療・ケアについて考える日としています。
「人生会議をどうすれば実践できるのか」「自分らしく生きるためにどうはじめるのか」などの話を聞いてみませんか。
日時:10月12日(土)午後1時30分~3時30分(開場は午後1時)
場所:岩出市民総合体育館小ホール(岩出市荊本63-2)
講師:
・愛知県知多郡社会福祉法人愛光園老人保健施設相生施設長・医師 西川満則氏
・居宅介護支援事業所 快護相談所和び咲び所長・主任介護支援専門員 大城京子氏
定員:200人(先着)
申し込み:10月3日(木)までに、電話・Fax(氏名・電話番号を明記)・右記コードから申し込みください。
申し込み・問い合わせ:那賀医師会在宅医療サポートセンター
【電話】78-1011【FAX】78-1021(平日の午前9時~午後5時)
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障害福祉課・高齢介護課・地域包括支援センターは本庁2階です
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