■健康相談のお知らせ
場所:総合福祉センター
日時:毎週水曜日 9~11時
2月 7・14・21・28日
対象者:町民
(2月7日は、75歳以上の方に、管理栄養士が食事に関するご相談に応じます。ご希望により自宅訪問も可能です。ご予約ください。)
内容:保健師等が健康に関するご相談に応じます。健診結果の説明、血圧測定、尿検査、骨密度測定、インボディ(体成分)測定、赤ちゃんの体重測定や授乳の相談も可能です。
※母子健康手帳・健康手帳・健康管理ファイルをお持ちの方はご持参ください。
■COPDを知っていますか?
COPD(慢性閉塞性肺疾患)は、たばこなどに含まれる有害物質を長年吸い込むことで、空気の通り道である気管支に炎症が生じたり、肺胞が少しずつ破壊(肺気腫)されたりすることで肺の動きが悪くなり、息をするのがつらくなったり、進行すると身体が酸素欠乏状態になる病気です。初期は無症状でゆっくり進行し、息切れなどの症状を自覚したころには病気がかなり進行していることが多く、一度潰れた肺胞は元どおりにはなりません。
◆原因の9割はたばこです‼
COPDの原因には、喫煙、受動喫煙、粉塵や化学物質への曝露、大気汚染物質の吸入などがありますが、ほとんどはたばこが原因です。早いうちに禁煙するほど、COPDの発症・進行を遅らせることができます。
また、COPDは肺だけでなく全身の病気と言われるほど、さまざまな体内の臓器に影響を与え、肺がん、心疾患、糖尿病、骨粗しょう症、フレイル、サルコペニアなどの原因にもなることが知られています。
《チェックしてみましょう‼》
□現在、たばこを吸っている、または過去に吸っていた
□坂道や階段で息が切れる
□運動後、なかなか動悸が治まらない
□咳や痰が出やすくなった
□呼吸をするたびにゼーゼー、ヒューヒューという音が鳴る
上記のチェックに1つでも当てはまった方はCOPDの可能性があります。
◆早期発見・早期治療が重要です
国内の潜在患者数は530万人以上いると言われており年々増加傾向にありますが、COPDと診断されているのは22万人ほどにすぎません。ほとんどの人が診断を受けていない、自分がCOPDであることに気づいていないということになります。未治療のままにしておくと、合併症などにかかってしまうだけでなく、どんどん症状が進行してしまいます。COPDは早期発見・早期治療によって予後を改善することができるため、医療機関の受診や年に1回の健康診断、がん検診、人間ドックなどで定期的に自分の身体をチェックするようにしましょう。
■安心!みんなの総合相談窓口
子育て・健康・障害・福祉・介護など様々な支援を行う相談機関です。
▽紀美野町地域包括支援センター
平日8時30分~17時15分
【電話】489-9960
・時間外の緊急時
【電話】489-2430
(紀美野町役場 代表)
▽子ども家庭支援センター
・平日8時30分~17時15分
【電話】080-8900-5910
問合せ:保健福祉課
【電話】489-9960
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