火災・救急・救助は119番
「守りたい 未来があるから 火の用心」
■火遊びによる火災を防止しましょう
こどもだけで火遊びをするときに火災が発生することが多く、そのため発見が遅れ、火災が拡大する要因になります。
火遊びによる火災のうち、ライターによるものが最も多く、次いでマッチによるもの、3番目に火のついた紙によるものとなっていて、それらが全体の約8割を占めています。日頃から火災予防の大切さについて、こどもと話し合うようにしましょう。
◆こどもの火遊びによる事故を防ぐポイント
1.ライターやマッチをこどもの手の届くところに置かない。
2.こどもだけを残して外出しない。
3.火遊びをしているこどもを見かけたら注意をする。
4.こどもだけでは火を取り扱わせない。
5.火災の恐ろしさ、火の取り扱いについてこどもに教える。
■住民自らによる災害への備え
日本列島は、その位置、地形、気象等の自然条件から、地震、台風や梅雨前線による集中豪雨、大雪等による自然災害が発生しやすい環境にあります。
また、南海トラフ地震、首都直下地震など大規模地震の発生が懸念されており、このような事態が発生すると、地震の揺れや津波などによって甚大な被害が広範囲にわたって発生することが予測されます。
大規模災害時には被害が大きくなればなるほど、消防などの公的機関による消火、救助、救急などの活動が追いつかないことが予測されます。そこで大きな役割を果たすのが、地域住民による防災活動です。
地域住民による防災組織として、自主防災組織があります。自主防災組織とは、「自分たちの地域は自分たちで守る」という自覚、連帯に基づき、地域で住民が自主的に結成する組織のことです。
◆自主防災組織の主な活動
・防災訓練の実施
・防災知識の普及啓発
・災害時の初期消火
・災害時の避難誘導
・災害時の情報収集、伝達、給水等
■救急コーナー「溺水」
夏の時期に起きやすいこどもの事故でまずあげられるのは、屋内外での溺水です。溺水と言えば、海や川、プールで起こることが多いのですが、浴槽でも起こることがあります。浴槽での溺水は、こどもだけでの入浴、お母さんの洗髪中など、ほんのわずかな隙に起こっています。たとえ短い時間でも、こどもを浴室にひとりにするのは危険です。また、お風呂以外にも水洗トイレ、水槽、洗濯機などの水がたまっているものでの溺水も起こっています。水のたまっている場所を大人がチェックし、気をつけておくことが大切です。
■次回の普通救命講習・再講習は8月4日(日)です
定員の都合上、日を改めて実施することもあります。職場、学校、自治会等団体での申し込みは、随時受け付けています。
申込期限:7月25日(木)
問合せ・申込み:紀美野町消防本部 警防課
【電話】489-6302
◆5月の消防の動き
火災発生件数…0件
▽事故種別搬送人員
※( )内については、ドクターヘリ搬送
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