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自治体の皆さまへ

食をとおして町民の健康づくりを支える“町の食推さん”

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和歌山県那智勝浦町

■「食推」とは
「食生活改善推進員」の略で『私達の健康は私達の手で』をスローガンに、食をとおした健康づくり活動を実践するボランティア団体で、現在22名(うち男性3名)で活動しています。

◇食推さんの声
・活動をすることで「食」の大切さを広めていければと思い、食推員になりました。
・栄養面だけでなく、運動面など、健康全般について学ぶことができ、活動しながら自分も勉強ができ、楽しく参加させてもらっています。
・教室内容を考えたり、準備など、大変なこともあるが、受けていただいた方に感謝されるとやりがいを感じます。

◇食推さんになるには?
「食生活改善推進員養成講座」の受講が必要です。
今年度は9月から始まっていますが、途中からの受講も可能です。興味を持たれた方はぜひお申込みください!
詳しくはQRコード、又は福祉課健康推進係
(【電話】52-2934)まで

■「食推」さんの活動
◇子どもに
野菜のおなかをみてみよう!
野菜のカットした断面から何の野菜かをあてるクイズを実施。野菜に実際にふれ関心をもってもらいます。

◇成人に
健康寿命延伸のため規則正しい食生活は欠かせません。食事の適量とは? 適塩とは? 調理実習で実際に体験します。

◇高齢者に
保存食を利用したり、調理の手間もいらない、高齢期におすすめの料理を試食も交えて紹介します。

◇全世代に
バランスよい食事とは? フードモデル等を展示し、主食、主菜、副菜をそろえて食べることの大切さを伝えます。

その他、「おやこの食育教室」や「男性の料理教室」、「在宅介護食教室」など、子どもから高齢者までを対象に教室や啓発活動を実施しています。
また、自己学習として、研修会への参加や新宮市食推さんとの交流会、1年間の活動を振り返る親睦会なども行い、自身も楽しみながら活動に取り組んでいます。

■令和6年度の活動紹介「野菜学習会」
野菜に関する知識を深め、那智勝浦町健康増進計画に掲げる「野菜1日350g(3食5皿で〇)」の啓発に取り組むため、学習会を実施しました。

○1 取材
今回は太田地区で農家をされている松本安弘さんにご協力いただき、野菜に関する情報をたくさん教えていただきました。

[教えて! 松本さん]
取材に協力してくれた農家の松本安弘さん
・野菜を上手に育てるには、肥料よりも土が大事!
・野菜の「旬」とは、育てやすい=手間をかけなくても作物が育つ時期
・美味しい野菜は鮮度が良い。地元野菜の大きな特徴!
※松本さんは健康増進計画(中間評価)の住民グループ会議のメンバーとして、野菜啓発にもご協力いただいています!

○2 レシピ考案
取材後は、学んだ野菜の特徴などをもとにおすすめレシピを考案。今回は松本さんの農園でたくさん収穫されていた「なす」を中心にレシピを考えました。

○3 試作会
考案したレシピを実際に調理。味付け、作り方など、作ってみて気付いたことを出し合いながらレシピを修正していきました。
「完成したレシピは広報“うちのご飯”や野菜教室で紹介します!」

○4 野菜教室を開催! (10月)
学習会で学んだ内容を、次は食推さんが地域の方にお伝えします!(参加者募集中)
日時:令和6年10月30日(水) 10:00~13:00
場所:町民センター
内容:地元野菜の健康効果、食推がおすすめする野菜料理の紹介 など
松本さんに教えていただいた地元野菜に関するお話や、食推の活動等を紹介させていただきます。食推さんのおすすめレシピも一緒に作ってみよう!
※事前申込必要(10月23日まで)→役場福祉課健康推進係
【電話】52-2934

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