■適正体重(標準体重)とは
統計的に判明している最も病気になりにくい体重のことです。18歳以上の人は、下のように計算できます。ぜひ一度、自分の適正体重が何kgか計算してみてください。
適正体重(kg)=身長(m)×身長(m)×22
(例)身長160cmの場合
1.6(m)×1.6(m)×22=56.3(kg)
■肥満も「やせ」もよくない!?
肥満は高血圧や糖尿病などの生活習慣病の原因になります。逆に、低体重(やせ)は骨粗鬆症や免疫力低下などに繋がります。肥満度(BMI)も計算してみましょう。また、年齢によっても基準が異なります。
肥満度(BMI)=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)
(例)身長160cm、体重60kgの場合
60(kg)÷1.6(m)÷1.6(m)=23.4
■適正なBMIの範囲(年齢別)
■体重ばかり気にすると……落とし穴!?
今回は、体重管理の大切さをお伝えしましたが、体重ばかり気にしすぎてもよくありません。例えば、筋肉と脂肪では筋肉のほうが重いため、BMIだけでは筋肉によって体重が重い場合と脂肪過多で体重が重い場合の区別がつきません。一方、BMIが標準や、やせの範囲内でも、実は内臓脂肪が多い「隠れ肥満」の方もいます。
自分の生活習慣を振り返るなど、健康管理のひとつの目安として体重管理を取り入れてみてください。
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