◆早期発見がカギ 大腸がん
大腸がんが新たに発見される患者さん(罹患者)は、日本ではこの40年間で5~6倍に増加しています。その要因は、食生活の欧米化が関係していると言われています。
▽早期発見でほとんど完治できる
大腸がんは、ほかのがんと比較すると、早期発見し適切な治療を受けることでその9割は完治できると言われています。
早期発見のために、大腸がん検診(便潜血検査)を受けましょう!
便潜血検査は、非侵襲的な(体への負担がない)検査であり、大腸がんを発見するための第一段階として非常に有用なため、健康診断や大腸がん検診で取り入れられています。
※便潜血検査で陽性(要精密検査)の場合は…「大腸がんの可能性がある」ということです。大腸内視鏡(大腸カメラとも呼ばれています)を受けて、実際に大腸の中を観察し、病変の有無を確認する必要があります。
▽気づかない間に…
便潜血陽性となっていても、「硬い便だったから肛門が切れてしまったのかな」「昔から痔があるからソレが原因かな」と自分なりの解釈をしてしまい、大腸内視鏡の機会を見送ってしまう方も多く見られます。
高野町住民健診のご案内(むらさき色の封筒で4月に発送しています。)は、ご覧いただけたでしょうか?ぜひ、健康維持や疾患の早期発見のために住民健診をご活用ください!
※便潜血検査を受けた方のうち、約6%の方が要精密検査(=便潜血陽性)となり、要精密検査者のうち約3%の方から大腸がんが発見されたという報告があります。
問合せ:住民健康課 保健師
【電話(代)】0736-56-5600
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