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≪特集≫災害ごみ(災害廃棄物)自然災害の爪痕 その時私たちは…(1)

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埼玉県ふじみ野市

災害はいつ起こるかわかりません。いざというときには適切な行動をとり正確な情報を入手することが、自分や家族の命・生活を守ることにつながります。日頃の備えと災害後のごみを考えましょう。

◆災害時に出るごみとは
地震や風水害などの大きな自然災害は、いつ起こるか分かりません。大災害が起きると、混乱の中でも容赦なく、日常の生活から出る生活ごみに加えて、壊れた家のがれきや家具など大量の「災害ごみ(災害廃棄物)」が発生します。
日常の生活が奪われ、気持ちの整理がつかない中で、庭に散乱した家財、水没した家財などをどのように廃棄や撤去、リサイクルしたらよいかと困ってしまいます。
自分たちにできることを考え、いざという時に適切な対応ができるように、家族や地域・仲間で備えておきましょう。

◆ごみの収集とごみ処理施設
生活ごみではない災害ごみは、地震や風水害などの災害状況によっては、数カ月から数年分のごみが、1日で発生します。
市では災害時のさまざまな支援について、県内外の自治体と相互応援に関する基本協定を結んでおり、ふじみ野市・三芳町環境センターでも、ふじみ野市と三芳町の「もやすごみ」を10日分貯めておける「ごみピット」を備えていますが、大規模な災害直後は道路の寸断やごみ収集車の故障など、ごみ収集の機能が停止してしまうこともあります。そのようなときは、市から収集再会などのお知らせがあるまでは、自宅・敷地内で分別しながら保管しておくようお願いします。収集再開後は、公衆衛生の確保・生活環境の保全のため、生ごみなどの生活ごみや使用済み便袋などの腐敗しやすい「もやすごみ」から優先して回収します。

◆生活ごみに加えて災害時はこんなが出ます
普段と同じように災害ごみもできる限り分別します(分類はイメージです)
・可燃物・可燃系混合物…繊維類、プラスチック類など
・金属くず…鉄くず、アルミ材、スチール家具など
・木くず…家の柱、木製家具など
・不燃物・不燃系混合物…陶器、ガラス、瓦など
・廃家電など…リサイクル家電・小型家電など
・コンクリートがらなど…コンクリート片やブロック

◆市からのお知らせに注目
非常時でも、基本的なごみの分別方法は変わりませんが、ごみの扱い方は災害の被害状況によって変わります。家屋が倒壊するなどの大規模な震災時は、市内全域で家屋倒壊などの災害ごみが出ますので、一時的に保管する「仮置場」を開設することがあります。仮置場では、ごみを荷下ろしするときに分別すると時間がかかり、交通渋滞の原因になってしまいますので、分別後の持ち込みをお願いします。仮置場へのごみの持ち込みには本人確認書類や罹災(りさい)証明が必要な場合があります。
また、風水害などの一部地域に限定する災害の場合は、災害ごみを生活ごみと時間を分けて集積所に出してもらうことなどもありますので、災害発生時には、必ず市から指定された方法でごみを排出してください。

問合せ:環境課
(【電話】049・262・9022)

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