●高齢者肺炎球菌
4月から公費負担の対象年齢が65歳の人のみになりました。肺炎球菌による肺炎は、成人肺炎の25~40%を占め、特に高齢者の重篤化が問題になっています。肺炎球菌ワクチンは、約90種類ある肺炎球菌のうち、頻度の高い23種類の肺炎球菌性肺炎を予防するものです。
対象:市内に住民登録があり、過去に肺炎球菌ワクチン(23価)の接種を1回も受けたことがなく、次の(1)(2)いずれかに該当する人
(1)満65歳の人(65歳の誕生日の前日~66歳の誕生日の前日まで)
(2)接種日に60~64歳で、心臓・腎臓・呼吸器に自己の身辺の日常生活活動が極度に制限される程度の障がい、ヒト免疫不全ウイルスにより免疫の機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障がいを有する人(いずれも身体障害者手帳1級程度)
※対象(2)の人は、接種時に医療機関で身体障害者手帳を提示してください。
※過去に1回でも接種を受けたことがある人が接種した場合、全額自己負担になるのでご注意ください。
接種回数:1回
費用:自己負担金3,000円
※生活保護受給世帯と中国残留邦人等支援受給者は、自己負担金なし(接種時に、医療機関窓口で受給証を提示してください)。
接種方法:2市1町(ふじみ野市・富士見市・三芳町)の実施医療機関へ相談の上、接種する
実施医療機関:市報4月号と同時配布している「令和6年度健康カレンダー」をご確認ください
※実施医療機関以外で接種を希望する場合は、必ず事前に保健センターへお問い合わせください。
注意点:
(1)毎年接種する必要のある予防接種ではなく、全ての肺炎を予防するものではありません。
(2)本人の接種希望意思が確認できない場合は、家族が希望しても接種できません。
(3)接種時、予診票に本人の署名が必要です(自署できない場合は、同行する家族が代筆者として署名)。
●新型コロナウイルス・高齢者インフルエンザ
ことしの定期接種は秋から冬にかけて行う予定です。詳細が決まり次第、市報や市ホームページでお知らせします。
対象:(1)満65歳以上の人(2)60~64歳の国が定める基礎疾患がある人
問合せ:保健センター
(【電話】049・264・8292)
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