≪特集≫やさしい日本語まちさんぽツアー(2)

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◆日本人ツアーガイドにお話を聞きました
外国人の技能実習生と受け入れ先企業を監査・指導する監理団体に勤務しています。年齢や仕事に関係なく、誰もがやさしい日本語を身に付けた方がよいと考えています。やさしい日本語で話すときにいろいろ心掛けていることがありますが、一番忘れてはいけないと思うことは、同じ人間として接するということです。人間同士相手を知りたい、伝えたいと思えばお互い片言でも通じ合えるものです。人間的な興味・関心。そこは常に大事にしています。
-小田　賢治(おだ　けんじ)さん

日本語を教えるボランティアをしていて、やさしい日本語は知っていましたが、市民参画でやさしい日本語の取り組みをするのはあまり聞いたことがなく、ツアーガイド養成講座に関心を持ったことが参加のきっかけです。ボランティアだと日本語を一方的に教えることはできますが、うまくいったと思う時もダメだったと思う時もあります。このツアーはみんながアイデアを出しあって、それが結局自分も楽しいし、参加した人も楽しいと思っていただいているのかなと思います。
-水野　毅(みずの　たけし)さん

10年前に市内に転居してきて、自分自身がふじみ野市のことを知りたい、友達を作りたい、海外の人とも知り合いになりたいという思いからツアーガイド養成講座に参加しました。ツアーでは、日本語のレベルが異なるさまざまな人が参加するので、どういう企画が関心を持ってもらえるかは、毎回考えています。にほんごカフェでは、いろいろな話題が出て盛り上がりますが、カルタを持ってきて、遊びながら会話ができるといいかなというように、試行錯誤しながらやっています。
-粂川　裕美(くめがわ　ひろみ)さん

◆やさしい日本語まちさんぽツアーを開催しました
ことし4月のまちさんぽツアーの様子を紹介します。

▽スケジュール　4/27(土)
まちさんぽツアー—こいのぼり・駄菓子・あそび—
13：00　ふじみ野市役所集合・出発
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13：20　新河岸川の河岸場跡でこいのぼり見学
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13：45　福岡河岸記念館を見学
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15：00　ステラ・イーストで日本の子どもの遊び・駄菓子体験

○スタート
参加者(ワールドフレンズとジャパニーズフレンズ※)が自己紹介していざ出発!道中和やかな会話が繰り広げられました。
※まちさんぽツアーでは、在住外国人を「ワールドフレンズ(WF)」、日本人を「ジャパニーズフレンズ(JF)」と呼んでいます。

○新河岸川こいのぼり
新河岸川の河岸場跡で大空にたなびくこいのぼりを見学。こいのぼりを飾ってくださったふじみんの郷のメンバーと記念撮影。ツアーガイドによる新河岸川舟運の歴史の説明に耳を傾けました。

○福岡河岸記念館
福岡河岸記念館を見学。明治時代の商いや生活の様子をやさしい日本語で案内しました。ワールドフレンズは当時の生活の様子に興味を持って聞き入り、建物にこらされた意匠に感心しきりでした。

○日本の子どもの遊び体験(ステラ・イースト)
・全員が参加したコマ回し大会で入賞した笑顔の皆さん。最後に駄菓子を楽しみながら歓談しました。
・歴史散策を満喫した後は、けん玉、コマ、お手玉、メンコなど日本の伝統遊びを体験しました。

▽参加した人にお話を聞きました
初めてまちさんぽツアーに参加して歴史や文化を教えてくれて、とても楽しかったです。日本では、部屋の賃貸契約やゴミの分別方法が難しいと感じています。これからは災害時に備えて日頃からどのような防災道具を用意したらよいか知りたいです。避難訓練にも参加してみたいです。
-馬銘浩(ばめいこう)さん、白熔(はくよう)さん(中国から来日)

こいのぼりや古い建物を訪ねるこのツアーは、外国人が参加したいと思う貴重な体験でした。もっとたくさんの人に知ってもらい参加してもらいたいです。
-ユサルさん、ハルンさん、タウフィクさん(インドネシアから来日)、ズエンさん(ベトナムから来日)

◆外国人の皆みなさんへお知らせ
▽次回まちさんぽツアー
防災館に行ってみよう-じしん・かじのとき、どうする?-
日程：11月17日(日曜日)
場所：入間東部地区事務組合消防本部防災館ほか(ふじみ野駅集合・解散予定)

▽にほんごカフェ
外国人と日本人が話をするにほんごカフェにあそびにきてください。
日時：毎月第3土曜日午後1時～3時
※8月17日は休みます。
場所：ステラ・イースト
※詳しくは市ホームぺージを見みてください。

▽やさしい日本語版生活ガイドブック
市では生活ガイドブックをやさしい日本語と7カ国語で作っています。

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問合せ：社会教育課
(【電話】049・220・2088)