■ヒートショックに注意
温かいお風呂が心地良いこの季節。ところが一歩間違うと命の危険を伴う事態に。
○ヒートショックとは
暖かい部屋から寒い浴室へ移動する時など、急激な温度変化により血圧が急変し身体がダメージを受けること。
ヒートショックは心臓に負担をかけ、心筋梗塞や脳卒中を引き起こす可能性があります。軽度の症状に「めまい」「立ち眩み」などがあります。
症状が現れた場合は、その場にゆっくりしゃがんだり、横になって落ち着くまで安静にしてください。
○予防のポイント
(1)浴室を十分に暖めてから入浴する。
(2)浴槽から出るときは、手すりや浴槽のへりを使ってゆっくり立ち上がる。
(3)事故の際の早期発見のため、周囲の方へ声をかけてから入浴する。
■救急現場には消防車も出場する場合があります
「救急車を呼んだのに消防車が来た」と驚いく人もいるかもしれません。消防車(Pumper)、救急車(Ambulance)、双方の頭文字からPA連携といい、救急車と同時に消防車が出場することがあります。
○こんな場合にPA連携で出場します
・119番通報の内容から傷病者の症状が重篤であると思われるとき
・近くの救急車が出場中で他の救急車の到着が遅れると予測できるとき
・救急隊だけでは傷病者の救出・搬出が困難であると思われるとき
・交通量の多い場所で、交通事故や2次災害の危険があるとき
○救急車が到着する前に消防車が到着する場合も
救急隊が全隊出場している中で、さらに救急要請があると、救急隊員の資格を持つ消防隊員が消防車で救急現場へ向かい、出場が可能となる救急車が到着するまでの間、観察や応急処置を行います。
○救急車適正利用をお願いします。
救急要請が多くなり救急出場が増えると、救急車が次の現場に到着する時間が徐々に遅れてしまいます。救急車を本当に必要とする人のために、適正利用について、みなさんのご理解とご協力をお願いします。
■消防出初式を挙行
令和6年1月7日(日)に三芳町役場・文化会館コピスみよし前広場で、消防出初式を挙行しました。分列行進や一斉放水のほか、銀の鈴幼稚園の可愛らしい演技や武蔵太鼓の迫力ある演奏が花を添えました。
消防職員・消防団員が一致団結して防災体制を強化し、管内のみなさんが本年も安心して暮らせるよう努力します。
■3月1日~7日は「春季火災予防運動」期間
3月7日は『消防記念日』。昭和23年3月7日に消防組織法が施行されたことを記念して、昭和25年に定められました。毎年3月1日~7日には春季全国火災予防運動が実施され、当消防本部でも一般家庭への防火指導や大型商業施設での火災予防啓発品配布などを実施します。
なお、秋季は、富士見ふるさと祭り(10月28日)、ふじみ野市産業祭(11月3日)、三芳町産業祭(11月12日)の各会場で、火災予防キャンペーンを実施しました。空気が乾燥し火災が発生しやすい時季が続きます。火災による被害を減らすため、防火に対する意識を高め、対策を行いましょう。
・警報器・消火器 備えて二刀流(入間東部地区事務組合 防火標語)
・火を消して 不安を消して つなぐ未来(2023年度 全国統一防火標語)
入間東部地区事務組合(三芳町・富士見市・ふじみ野市)
〒356-0058 ふじみ野市大井中央1-1-19
【電話】261-6000(代)【FAX】261-4395【E-mail】shobo@irumatohbu119.jp(代)
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