■『ふるさと三郷 みんながほほえむまちづくり』を推進
施政方針は、新年度の市政運営に向けた市長の基本的な考え方と主な施策を3月定例議会で示すものです。木津市長が令和6年度の施政方針を表明しましたので、その概要をお知らせします。
施政方針の全文は市ホームページをご覧ください。
○令和6年度施政方針(抜粋)
昨年、新型コロナウイルス感染症が5類感染症へ移行して以来、社会経済活動が本格的に再開し、ようやくこれまでの日常が戻ってまいりました。本市におきましても多くのイベントを4年振りに開催できたところでございます。
一方、社会情勢に目を向けますと、少子高齢化の進行、社会のデジタル化、災害の激甚化など、市民生活や事業活動に変化をもたらす事象が数多く存在しております。本市といたしましては、妊産婦や子育て家庭への支援、高齢者が健康で生きがいを持って暮らせるための取り組み、市の業務にデジタル技術を活用することによる利便性向上や効率化などをさらに推進してまいります。
新年度におきましても皆様にご理解を賜りながら、社会の変化に的確に対応していくための施策を積極的に展開するとともに、本市のさらなる発展に向け『ふるさと三郷みんながほほえむまちづくり』を推進してまいります。
■第5次三郷市総合計画前期基本計画の重点テーマごとの主要な事業
◆質の高い教育と切れ目のない子育て支援の強化 ~こどもたちの成長を見守る・夢を育む~
○(仮称)瑞沼学校給食センターで調理した給食の提供を開始
令和7年1月(予定)から市内中学校8校分の給食の提供を開始します。
○妊婦のかたへタクシー利用券、路線バス回数券、自動車燃料費の助成
妊娠時から利用でき、経済的、身体的な負担の軽減を図ります。
※本紙P.7に関連記事あり。
○宿泊型産後ケアに加え、通所による産後ケアを開始
産婦の精神的、身体的ケアの支援を行います。
※P.7に関連記事あり。
○認可保育園等における障がい児預かりに対する補助を拡充
障がいのある児童や発達に気掛かりなところがある児童の預かりを推進します。
○子育て家庭等に、家事や育児を支援するヘルパーを派遣
子育てに不安や負担を抱える家庭を支援します。
○部活動地域移行サポーターを配置
関係機関と調整を図り、地域での専門性のある指導者による多様な部活動を推進します。
◆持続可能な拠点の形成 ~まちづくりは道づくり~
○三郷料金所スマートICのフルインター化
高速道路へのアクセス性の向上、市内交通の分散による渋滞緩和、地域活性化を図ります。
○南部地域拠点防災コミュニティ施設の整備
防災機能の強化や防災意識を向上させるとともに、地域コミュニティを強化します。
○トイレトレーラーを購入
災害時におけるトイレ不足の解消や避難所の衛生環境の向上を図ります。
○通学路等の安全強化
こどもたちが安全に通学できるよう、舗装修繕や歩車分離対策などの整備を行います。
○水道管を耐震管へ順次更新および県営浄水場から市内への直送管を整備
災害に備えた整備を実施し、安定給水を図ります。
○三郷中央駅前広場の施設配置の見直し
広場スペースの確保などを目的とした詳細設計を行います。
◆多様性のある地域の確立 ~地域コミュニティの充実~
○自動翻訳システムの導入と遠隔窓口システムの増設
デジタル技術等の利活用を推進し、市民サービスを向上させます。
○「スマート窓口」に対応できる部署を拡大
窓口での各種申請・届出などの手続き負担を軽減します。
○キャッシュレス決済対応窓口を増設
市内公共施設でキャッシュレス決済ができる環境を整備し、利便性の向上を図ります。
○高齢者向けのスマートフォン講習会を開催
デジタル機器に不慣れなかたへの支援を行うことで、デジタル格差を解消します。
○「日本一の読書のまち」の充実
本とのふれあいを増やすため、市内小・中学校や子育て施設、高齢者施設等にふれあいブックワゴンで本の配送を行います。
○言語聴覚士等による朗読会を開催
高齢者の外出や参加者同士の交流を促し、活字を声に出して読み、耳で聞くことで、認知症予防、介護予防を図ります。
◆重点テーマ以外の事業
○コンビニエンスストア等での証明書交付手数料を一律100円に減額
市役所等の窓口よりも低料金で取得できます。
○特定健康診査の自己負担額を無料化
生活習慣病の予防を推進することで医療費の適正化を目指します。
※本紙P.11に関連記事あり。
○みさとシティハーフマラソン大会を日本陸上競技連盟公認大会として開催
公認記録取得を求めるかたの参加拡大を目指します。
問い合わせ:企画政策課
【電話】930-7763
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