■サクラ・ツツジ スポット
※詳細は本紙またはPDF版をご覧下さい。
■上尾さくらまつり
日時:3月23日(土)~4月5日(金)
場所:上尾丸山公園(公園管理事務所前通路)
内容:市観光協会推奨品店の出店、JAさいたま女性部の手作りまんじゅうなどの販売(予定)…3月23日・24日(日)・30日(土)・31日(日)10:00~16:00
問合せ:市観光協会
【電話】775-5917【FAX】775-5024
昨年7月に市制65周年を迎えた上尾市。「市の木」「市の花」「市民の木」が制定されたのは、45年前の市制施行20周年の時です。「市の花」に制定されたツツジは、垣根や街路樹としての印象が強い植物ですが、公園にもきれいに植樹されているツツジがたくさんあります。サクラの花見のあとは、ツツジを見ながら陽春の公園を散歩してみてはいかがでしょうか。
■市の花「ツツジ」
市の花「ツツジ」は昭和53年の市制施行20周年を記念して制定されました。「市の木」「市の花」を市民公募し、同年7月15日の市制施行式典内で「市の木カシ」「市の花ツツジ」「市民の木アオキ」が制定されました。候補としては他に「サクラ」「シバザクラ」「キク」などがありましたが、緑化や自然保護に重点を置き「有識者の意見を聞く会」で討議を重ね「ツツジ」に決定しました。※市の木となるカシは巨木となることから市民の木が新たにつくられたそうです。
ツツジは愛好家が非常に多く、上尾丸山公園や街路などに植えられている春の花です。種類も多く、気候の変化や公害にも比較的強く、誰でも手軽に栽培できます。市の花「ツツジ」にはサツキやさまざまな種類のツツジを含むこととしています。
■特徴
ツツジは、日本や中国など東アジアを原産とするツツジ科の植物です。桜の開花が終わった4〜5月ごろに鮮やかに咲き誇る姿が印象的です。
庭木や街路樹としてなじみのあるツツジですが『出雲国風土記』や『万葉集』にもツツジに関する記述があったとされ、昔から日本人に親しまれてきました。
ツツジの花で特徴的なのが、上の花びらだけに斑点があることです。これを蜜標(みつひょう)と呼びます。蜜標は、昆虫に花粉を運んでもらうために蜜があることを知らせるマークです。蜜が溜まっているのは、この蜜標がある花びらの奥だけです。
■街路樹に多い理由
ツツジには高い清浄効果があり、シックハウス症候群でも知られる「ホルムアルデヒド」を吸収し、空気を清浄にする効果があるそうです。また車の排気ガスや道路のアスファルトの高温など、過酷な環境にも耐えられる丈夫さがあります。同時に白・ピンク・赤・紫など色鮮やかな花が美しい景観にも役立ち、全国の街路樹として多くのツツジが植えられています。
■花言葉
ツツジの代表的な花言葉は「慎み」「節度」です。ツツジは英語で「Azalea(アザレア)」、アザレアはラテン語で乾燥を意味する「azaleos(アザロス)」がもととなっていて、アザレアが乾燥する土地を好むため付けられたそうです。この乾燥が欲のないイメージにつながり「節度」が花言葉になっています。
またツツジは花の色別に花言葉があります。白いツツジは「初恋」、ピンクのツツジは「愛の喜び」、赤のツツジは「燃え上がる思い」や「恋の喜び」、紫のツツジは「美しい人」などです。
ツツジとしての花言葉は「慎み」「節度」と律したイメージですが、色別では情熱的なイメージになるのが面白いですね。
費用・金額 ※記載のないものは「無料」
申し込み ※記載のないものは「当日、直接会場へ」
問合せ:広報広聴課
【電話】775-4918【FAX】776-8873
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