昭和53年5月に開園した上尾丸山公園。その象徴ともいえる大池を元々この地域にあった豊かな自然のあふれる水辺とするべく活動している人たちがいます。平成31年度に結成された市民ボランティア「上尾水辺守(あげおみずべもり)」。
古来よりため池を維持管理する役職者を「池守(いけもり)」と呼んでいました。上尾丸山公園の豊かな自然を守り、水辺再生を担う人々という意味で「上尾水辺守」と呼んでいます。
■生物多様性を守り、豊かな自然を再生するために
里地里山では、人が生活を営む中で生物多様性が保全されてきました。それを参考として、上尾丸山公園では市民の皆さんと協働して、地域本来の在来種の自然再生に取り組んでいます。
令和5年度から、新たにアヒル池を湿地化する取り組みを始めました。「昭和に整備した池」を「多様な生物のすみかとなる湿地」へ刷新します。今後、数年をかけて取り組む予定です。上尾丸山公園内に新たな魅力を皆さんの力で生み出してみませんか。
■上尾水辺守に参加
上尾水辺守に参加するには5回の講習会を受講する必要があります。
日時:9~10月(全5回)
場所:自然学習館
内容:活動に必要な知識や技術に関する説明と実践
対象:小学3年生以上(小学生は保護者と一緒に申し込み)
料金:300円
定員:40人(応募者多数の場合は抽選)
申込み:8月31日(土)までに住所、氏名、電話番号、年齢を市ホームページの応募フォームに入力または電話かファクスで認定NPO法人生態工房【電話・FAX】0422-27-5634〈平日10~19時〉)へ
※詳しくは、市ホームページまたは認定NPO法人生態工房へ問い合わせてください。
問合せ:みどり公園課
【電話】775-8129【FAX】775-9906
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